【本日のお題】
『 演技 』
こんにちはTRYです。
ゴールデンウィークが始まりました。
今年のゴールデンウィークはどこにも行かず映画を見たり家の大掃除や、ビジネスの構想に耽ることになります。
ニュースでは今年のゴールデンウィークは人の移動が少なく、緊急事態宣言の中、当たり前ですが自制している方が沢山居られるという報道がなされています。
今は最低限の外出は控えて家の中で出来ることをしようというのが世論だと思っていますし、間違いではないと思います。
今日は映画を見て過ごした一日でしたが、映画の中で殺されたり病気で亡くなったりする人の演技を見て、ふとその演技について考えました。
この人達は死んだことがないのに、「死」という演技をどう想像して披露しているのだろう。
経験がない事だけれど、経験する事でそれを演技するという事はよくあると思います。
また、経験した人から話を聞いたり、偉人を演じるのであれば関連の書籍や映画を見たり。
盲目の人を演じるのに目隠しをして生活をする。
人殺しの役を演じるのに人殺しから話を聞く。そのヒントを得る方法はたくさんたくさんあると思いますし、想像で補うことは出来ると思います。
でも、死というのは如何なのでしょうか?
死の淵からよみがえった人に臨死体験を聞く?霊媒師から話を聞く?輪廻転生した人に話を聞く?
あまり良い例が浮かびませんが、代替案はこんなものでしょうか。
でも明確に死について経験が出来ない、経験した人がいないのにそれを演じるには死んだ人から観察して想像を働かせるしかないのでしょう。
なんて無理難題なんだ、と思うと同時にそれを見ている自分たちも死というものを体験したことがないのでその演技が素晴らしいのかそうではないのか、己の感受性次第になるだろうと思います。
ふとそんな疑問が思い浮かんでから、今日は映画三昧の一日だったわけですが。
役者によって本当に死に対する演技が千差万別で、不謹慎ではありますが感心してしまったものです。
こういう想像でしか補填できないところにこそ役者の神髄があるのかもしれない。
そんなことを想いながら、今日はあと2~3本映画を見ようと思うのでした。
【本日の名言】
『 ヘルマン・ヘッセ/ 作家、詩人 』
▼名言
自分の道を進む人は、誰でも英雄です。
▼解釈
自分の道とは何だろうか。
思わず、高村光太郎の道程の有名な一句を思い出してしまいます。
僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る。
この道が自分の道だと言える要素は死ぬまでに満足だったか?幸福だったか?という事になるのでしょうか。
通常、英雄を決める人は自分ではないはずですが、でもこの言葉には自分の道を進んだ人は誰でも英雄と認める寛容さがあります。
この名言は簡易でありながら、その認識が第三者なのかそれとも自分自身なのかという所で解釈に異なりが生じます。
自分だけであるならば其れこそ自分の思うように行い、満足に幸せに死んだ場合でしょう。
しかしそれが第三者の視点からの英雄であるのならば、それは非常にハードルの高い話です。
英雄とはその名の通り、人々の心に残り指示される存在です。
つまり自分の道というのは名が残り、かつ他人に支持される行いを行ったもので無ければならないからです。
自分の道が歴史の英雄となるには?
英雄という言葉を入れるだけで、見方を変えればこれほど厳しい名言もそうそうないのではないでしょうか。
【本日のLearning English】
ビジネス英語の中には慣用句、それを知らなければどんな意味なのか分からない言葉が多く存在します。
今回のシリーズでは17のビジネス英語で良く使われるフレーズを紹介していきます。(全17回
(英文)
16. It’s not rocket science
Something not very complicated.
Example: I don’t understand why there are so many mistakes in this report. It’s not rocket science!
(日本語訳)
16. It’s not rocket science
イッツ・ノット・ロケット・サイエンス
Something not very complicated.
それほど難問ではない事。
Example: I don’t understand why there are so many mistakes in this report. It’s not rocket science!
例:このレポートにこれだけ多くのミスがあるなんて私には理解が出来ない。これはそれほど難問ではありません!
出典: 17 Business English idioms, expressions and phrases