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雑学

世界の長寿軍需企業TOP10


世界最古の軍需会社と言えばBeretta社です。あまり馴染みのない人でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。16世紀まで遡るこの火器メーカーに続いて、世界初の対国戦艦の建造を行った海軍企業グループがその歴史に続いています。このリストでは設立年に基づいて、長期にわたって君臨する軍需企業を10社リストアップしています。

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ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ(Fabbrica d’Armi Pietro Beretta)設立1526年

16世紀に設立されたベレッタ社の最初の注文は、1526年10月にイタリアのベネチア州から296枚のダカット金貨またはそれに類する金貨を報酬として受けた、185挺の鉄砲の供給です。

イタリアのブレシアに本社を置くベレッタ社は現在、100ヵ国以上に武器を輸出しています。Beretta、Benelli、Sako、Steinerの4つのベレッタホールディングスからなるBeretta Defense Technologies(通称:BDT)は銃器、弾薬、サイト、光学に基づいたサングラスなどのアクセサリー類、および戦闘服を提供しています。

特に銃器は軍隊、警察などの法務執行機関にとどまらず、民間人にも広く使用されています。

造船役務局(NAVAL GROUP)設立1631年

この海軍グループ(旧DCNS)は、フランス初の海軍造船所として17世紀に設立されました。1858年にトゥーロンで建造された世界初の対国軍事戦艦Gloireの開発企業です。

NAVAL GROUPはFREMM級のフリゲート艦やゴーウィンド級コルベット等の水上艦船、スコルペヌ型潜水艦、水中兵器、戦闘システム、海上監視や介入、および海軍へのトレーニング、メンテナンスなど様々な兵器やサービスを提供しています。

フランスのパリに本社を置くこの企業は、ブラジル、カナダ、サウジアラビア、インド、マレーシア、シンガポール、オーストラリアなど16ヵ国で事業を展開し、世界中で13,600人以上の雇用を創出しています。

トゥーラ造兵廠(Tula Arms Plant)設立1712年

ピョートル1世によって1712年に設立されたトゥーラ造兵廠は、ロシアで最初の政府直下の武器製造工場です。トゥーラ造兵廠で制作された武器はロシア軍と共に多くの戦いで重要な役割を果たしてきました。

1993年に合資会社となり、現在は軍用の誘導ミサイル、アサルトライフル、スナイパーライフル、および民間用のショットガンやカービン銃を製造しています。

ロシアのトゥーラに拠点を置くトゥーラ造兵廠は現在、3,000人以上の従業員を擁しています。

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インド造兵工廠(Indian Ordnance Factories)設立1775年

インド造兵工廠の歴史は1775年のイギリスがインドのコルカタにあるフォートウィリアムにボード・オフ・オードナンス(軍用地の管理組織)を設置した18世紀まで遡ります。

インド国防相は、兵器工場を管理するために1979年に管理団体であるOFBを設立し、これはボード・オフ・オードナンスの流れを引き継いだものでした。OFBは現在、インド全土に広がる41の兵器工場を運営しています。

インド造兵工廠は主にインド軍への武器供給を担っており、今では30か国以上の国々に武器、弾薬、予備装備、化学薬品や爆発物、戦闘服を輸出するまでに成長しています。

ハイドロマッシュ JSC(Hydromash JSC)設立1805年

ハイドロマッシュは1805年にロシアのモスクワに運送工場として設立されました。現在では航空業界向けの足回り、および油圧システムの開発、生産、試験に携わっています。

非公開会社であるハイドロマッシュは、リープヘル社や メッサー・ブガッティ社と提携して民間、軍用の航空機やヘリコプター用の着陸装置や油圧機器を提供しています。

そのシステムは現在、エアバス社、エンブラエル社、ボンバルディアグローバルエクスプレス社の航空機、レオナルド社(旧:オーガスタウエストランド社)のヘリコプターに使用されています。

カラシニコフ・グループ(Kalashnikov Concern JSC)設立1807年

1807年、当時のロシア帝国の君主であったアレクサンドル1世の命令によってカラシニコフ社は誕生しました。カラシニコフは世界的に有名なAK-47アサルトライフルに代表されるAKシリーズで有名な軍需企業です。

グループは現在、カラシニコフ、イジェフスク機械工場、ルビンスク造船所、ヴィンペル造船所などの関連企業から構成されています。カラシニコフは国内のライフル産業のトップに君臨し、ロシアの小型武器の約95%を製造しています。

グループは現在、世界27ヵ国以上に輸出を行っており、武器以外にも遠隔操作戦闘モジュール、無人航空機、強襲舟艇、ロボットシステム、モジュラーベスト等の輸出を行っています。

レミントン・アームズ・カンパニー(Remington Arms Company)設立1816年

創始者であるエリファレット・レミントンによって最初のハンドメイドライフルが製造されたのは1816年の事でした。現在ではアメリカのショットガンやライフルの最大の製造会社となり広く使用されています。

2012年、同国陸軍と24,000挺のM4A1カービンの製造契約を結び、2018年には同陸軍と5.56mmカービンの供給契約を結ぶに至っています。

同社は個人、アメリカの政府機関はもちろんのこと、55を超えるアメリカ同盟国に銃器や弾薬の販売を行っています。アメリカのマディソンに本社を置くレミントンは3,500人以上の従業員を雇用しています。

セリアー&ベロー J.S.C(Sellier & Bellot J.S.C.)設立1825年

セリア―&ベローは1825年にチェコ共和国で設立され、同国で最も長く続いている軍需企業です。同社は現在、ブラジルに拠点を置く弾薬メーカーCBC(Companhia Brasileira de Cartuchos)が所有権を有しています。

セリア―&ベローは主に、ピストル、ライフル、ショットガン用の弾薬を提供しています。この弾薬は世界中の軍隊や警察などの法務執行機関向けのNato規格に準拠した小型武器弾薬の主要サプライヤーとなっています。

チェコ共和国のブラシムに拠点を置く同社は1,600人以上の従業員を雇用し、その少輔権を有するCBCは130ヵ国以上で事業を展開しており、3,500人以上の樹訓練した技能を有する職員を雇用しています。

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コルト社Colt’s Manufacturing Company)設立1836年

歴史上、最も有名かつ人気のある銃の設計「リボルバー」と呼ばれる6バレルのコルトピストルを発明したコルト社は、1836年にサミュエル・コルトによって設立されました。

その創業から、アメリカの銃器サプライヤーとして優れた功績を残してきたコルト社は、2002年に再編成の一環として、Colt Defenceを設立し、アメリカの軍需市場に即座に対応するなど、マーケティングを敏感に察し市場で生き残ってきました。

アメリカのハートフォードに本社を置くColt Defenseは民間、軍事、法務執行機関へピストルやリボルバー、ライフルやアクセサリー類を供給し、その製造施設は同国のウエストハートフォードとカナダのキッチナーに設けられています。

EBAD(Ensign Bickford Aerospace & Defense Company)設立1836年

EBADは鉱山で使用するセーフティ・ヒューズのメーカーとして1836年にビジネスを開始したのが始まりです。現在では航空宇宙および防衛アプリケーション向けの信頼性の高いソリューションを開発する先駆者に成長しました。

同社はまた、ミサイル迎撃システムや、タンデム弾道ミサイルの遅延システム、爆発反応装甲、および軍事アクセサリー類の提供を行っています。

EBADの本社はアメリカのシムズベリーにあり、製造施設は同国のグラハムとムーアパークに存在しています。

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出典:The ten longest running defence companies

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