こんにちは、TRYです。
本日のお題は
『 感度と実行力 』
についてです。
今、世界的に一番知名度の高いといっても過言ではない映像配信事業会社Netflix。
当該企業のCEOであるリード・ヘイスティングス氏が語ったNetflix創業秘話が非常にユニークでした。(出典参照)
Netflixのビジネスモデルの着想はレンタルビデオの返却がきっかけだったそうです。
返却時に延滞金を40ドル(日本円で約4,400円)取られてしまい、
『 延滞料金がなければどうなるだろう? 』
と思ったそうです。
それが結果として、
・インターネットでの動画配信サービス
・ダウンロードしてから視聴できる有効期限
・一度視聴してからの有効期限
という概念が生まれて、今に至っております。
昔、日本でも20年前にはネット通販は台頭しないと言われてました。
動画配信サービスも同様に、世間には評価されないだろうとされていました。
当時のアメリカにおけるレンタル事業の最大手である『 ブロックバスター 』は
なんと年間で60億ドル(約6,500億円)もの売上を誇っており、Netflixはとても太刀打ちできないと言われていました。
ただ、蓋を開けてみると。。。
・ブロックバスター → 経営破綻
・Netflix → 業界最大手
と天地が逆転してしまいました。
たかだか『 レンタルの延滞料金 』ではありますが、
それを『 支払う行為 』で留めるのか、
『 もっと何か良い方法がないのか? 』と着想を拡げられるのかは感度の違い以外の何者でもありません。
また、誰でも着想には至るけども『 いざ実行 』となると
遅疑逡巡してしまって実現しないまま、誰かがそれを実現していくことが多々あります。
今も昔もビジネスにおいては、『 感度 』と『 着想 』は非常に大事だなと思える記事でした。
不足不満のあるときは、実は自分が自己中心的な考えにとらわれている状態になっているのでは、と振り返ることはとても大切な事だと思います。
【本日の名言】
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Drive thy business; let it not drive thee.
(仕事を追い立てよ。仕事に追い立てられてはならない)
− ベンジャミン・フランクリン / 米国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者 -
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この名言から個人的に感じるのは、
仕事で受け身になってはけない、能動的に動くことが大事だと説いているのかなと考えます。
短い人生における経験則で言うなら、受動的な仕事をする人はそれなりの仕事と対価しか得られません。
もしくは、競争の中で生き残っていけません。
逆に能動的な人は常に先手先手で思考し、行動もしているので、その動きに見合った対価を得ているように感じます。
私も常に能動的に動き、受け身で後手に回ってしまわないよう意識しようと感じた名言でした。
【本日のワンポイントEnglish】
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It is necessary to submit your application by February 20th.
(2月20日までに申込用紙を提出する必要があります)
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よく、必要だという事を示すとき”Need”という単語を用います。
日常会話でも文章でも多用される”Need”はたいていの場合は人間が主語として使われます。It needs という文章は基本的な文章では使いません。
You need to do(あなた(主語)がする必要がある。
と使用されるわけです。
では”It is necessary to”の場合はどうでしょうか。こちらは”it”を仮主語に用い、形容詞の”necessary”を用いることで「~することが必要である」と伝える表現方法です。
また、ビジネスの上でも”It is necessary to”はよりフォーマルな言い回しになります。
“Need”も多用はされますが、覚えておくとよいでしょう。