テスラ爆進

先日、テスラの株価が上昇し、

『 時価総額が1兆ドル(約114兆円)を突破 』

しました。

テスラはつい先日も、

『 第3四半期の販売台数が過去最高になった 』

と発表していますが、
これに加えてアメリカのレンタカー大手ハーツが

『 テスラのクルマを10万台購入する 』

と発表したことが追い風となったと報じられています。

ちなみに、
自動車メーカーで『 1兆ドル 』を超えたのはテスラが初めてであり、これでGAFAの仲間入りを果たしたことになります。

自動車会社にとって『 レンタカー会社への納入 』は大きな好材料にはならないと言われています。

なぜなら、通常は『 在庫処分 』的要素が多いからです。

ただし、
テスラに関しては在庫に困っているわけではなく、むしろ生産能力不足が指摘されているほどです。
(在庫がなく納車が長い)

しかし、
それでもハーツが10万台(昨年のテスラの総販売台数の1/5)も注文したのは

『 高価で納車待ち期間が長くても、テスラのクルマを用意していたほうが顧客を惹きつけられるから 』

と判断したからだと思われます。

つまり、今回の大量発注については、
単に売上がプラスされるということよりも、
テスラの自動車が、他のメーカーのクルマよりも価値があるということを示した事例(転換点)と考えて良いのかなと。

実際、
ハーツのマーク・フィールズCEOによると

『 EVを取り揃え、顧客に体験してもらうことは今やトッププライオリティだ。今回のテスラ導入が、我が社の競争力を強化し、優位に絶たせることを確信している 』

とコメントしています。

現在、
ハーツが保有しているレンタル用の車の台数は45万台だとされています。

なので、
今回の10万台がいかに大きく、そしてハーツがテスラを重視しているかが分かります。

もちろんこの10万台(主にモデル3)は世界最大級のEVレンタル車となり、
11月から始まるレンタルにあわせて数千台規模の充電器を設置してゆくことになります。

これも『 充電器を設置するコストをかけてでも 』テスラを導入したいということなのだろうなと感じます。

テスラについては、

現在の株価は『 通過点 』だろうなと考えています。

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【本日の名言】『 本田宗一郎 / ホンダ自動車創始者 』
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伸びる時には、必ず抵抗がある。

世の中に台頭してくるサービスなり、会社なり、人間なりには必ず反発が起こります。

そういったものは、すべて既定路線と捉え、どう動くのか?

ということを伝えているのかなと感じます。

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