2021年には様々な記録を樹立したテスラですが、今回
『 欧州でもっとも売れたEVになった 』
との報道がなされています。
これは
『 テスラが米国で二番目に売れているラグジュアリーカーブランドになった 』
というニュースに続くもので、
これによるとテスラは2021年に欧州で、
141,429台のモデル3を販売してトップ50に入る唯一のEVとなって総合ランキングで17位上昇。
なお、
欧州ではトップのフォルクスワーゲン・ゴルフは、
205,408台でトップとなりましたが、これは前年比-27%に落ち込んでいて、対するテスラ・モデル3は+64%。
こういった数字を見ると、
2022年にはテスラ・モデル3がトップ5に食い込む可能性があるかもしれません。
ちなみに、
・フォルクスワーゲン:ID.3
・ヒュンダイ:イコナEV
といった『 一時的に 』テスラ・モデル3をおびやかしたEVは圏外となっています。
これらの人気は『 一過性のもの 』で、反面テスラの人気は『 継続して上昇している 』ということになります。
欧州における車体人気ランキングですが、地域的な特性がよく出ています。
・アメリカ:トラックやミドルクラス以上のSUV
・欧州:コンパクトカー
といったジャンルの車が上位を占めています。
日本だとランキングに「ミニバン」が入ってきますが、地域性が年々明確になってきており、けっこう面白いなと感じます。
なお、
テスラ・モデル3がBMW 3シリーズ、メルセデス・ベンツAクラスよりも売れているというのは驚異的です。
個人的にはテスラを含め、10~20年は電気自動車(EV)の時代なのかなと。
ただし、
EVはバッテーリの製造や廃棄に膨大な熱を発する為、ガソリン車製造よりも環境に優しくないというのが現在の状況です。
なので、企業の思惑主導でEV路線になるとは思いますが、
どこかで、本当の意味で環境に優しい新しい動力の自動車が出てくるのではとも考えています。
ちなみに、
今、一番、環境に優しいのはトヨタ自動車が取り組んでいる『 FCV(燃料電池自動車) 』です。
どうなるか、本当に楽しみですね。
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【本日の名言】『 Apple / 巨大IT企業 』
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Think different.
発想を変えろ。
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1997年にAppleがコンピューターの広告キャンペーンで使ったスローガンです。
『 固定概念にとらわれることなく発想を持て 』
という意味。
当時のライバル企業であるIBMの『 think 』というスローガンに一捻りを加えたのではと言われています。