円安、ドル高のギャップはいつ埋まるのか?

今、世の中は『 円安 』ですね。

それは、

『 ドル 』で為替運用したほうが利回りがいいから、

『 円を売って、ドルで運用をしよう 』

という機運が強くなっています。

それが円安ドル高になるシンプルな構造です。

今年の9月22日あたりに日銀が日本為替市場に介入しました。

何を行ったかというと、
日本政府(財務省)の意向を受けて、日銀が日本の巨大なお金を使って、

『 円買いをお越し、ドルを売っぱらう 』

ということを行っています。

そうすることで、

『 円安、ドル高のギャップ 』

を埋めようとするアクションです。

この為替介入自体が『24年』ぶりということらしく、非常に珍しいことだそうな。

昔の円安と今の円安で何が違うのか。

今の日本は『円安に傾きやすい構造』になっています。

一言でいうと『 競争力が落ちた 』からです。

昔は輸出が非常に強く、昨年対比で20%以上伸ばし続けていたのが当時の輸出です。

輸出が強かった要因として、

・トヨタ自動車
・ソニー

など、
当時の日本の技術力等を世界に知らしめるきっかけとなった日本製品の輸出が好調に推移していたからです。

ただし、現在は日本企業の勢いが弱まっています。

今は、

・Google
・Amazon
・Meta(旧Facebook)
・Apple
・サムスン
・ファーフェイ

等の企業が世界を席巻しています。

そこに対して日本は製品やサービス等では遅れをとっている状況になっています。

なので、
『 競争力がない 』ために円安に陥りやすい下地に出来上がってしまっています。

なので、
今、円安が止まるだろうというのが大方の見方ですが、
個人的には下手したら、

『 150円の更にその上(例えば180円とか) 』

もありえるだろうなと感じています。

日本は輸入大国です。

輸入しないと日本人の生活が成り立たないから輸入大国になっているだけですが、さらなる生活費増の可能性もありますね。

来年の4月に日銀の黒田総裁が退任するので、
新任の方でが『 利上げ 』を判断したりすると、日本自体の動きが変わる可能性はありますね。

目先の生活も大事ですが、先を見据えた情報収集ぐらいはしておかないと、いよいよマズイという状況になってきましたね。

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【本日の名言】『 孟子 / 儒学者 』

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本を読んで、それを真に受けるだけなら読まない方がいい。

今はSNSの時代ですし、情報化社会ですので容易に様々な情報にアクセスできます。

そうすると、

『フェイク情報』

も氾濫してきます。

読んだもの、聞いたものをそのまま真に受けてしまうと、痛い目を見てしまうことがあるのが今の世の中です。

(例)
SNSで絶対に稼げる方法等

今は、

情報にアクセスするだけでなく、
情報を精査できなくてはいけない時代になっています。

そういった意味でも孟子のこの言葉は非常に重要な意味合いがあるなと感じます。
Xserver Business


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