facebook創業秘話 前編

Facebookの創設者として知られるマーク・ザッカーバーグ氏。

ハーバード大学を中退後、19歳にしFacebookを起業しています。

フォーブスが2019年3月に発表した世界長者番付では8位にランクインしており、その当時の保有資産額は「623億ドル」とも言われています。

同氏の逸話として有名なのは、毎日同じTシャツしか着ないということです。

これはスティーブ・ジョブズやオバマ前大統領も習慣にしていた、「決断」を減らすための施策だそうな。

人間は1日に3万5000もの決断をするとも言われている中で、同氏のような企業のトップなら尚更です。

日々重要な決断に迫られるため、余計な決断を減らし、エネルギー消費を抑える必要があります。

ザッカーバーグ氏は1985年5月14日にアメリカ・ニューヨークで生を受けています。

両親ともに医者という裕福な家庭で育ったそうです。

父親の教育方針は、

「周囲に流されるのではなく、自身が本当にやりたいことを全力でやらせる」

というものだったのだそう。

みんなが持っているから欲しいとねだったバスケットボールを買ってもらえなかったという逸話も残っています。

そんな同氏が幼少期に関心を示したのが、

「プログラミング」

です。

12歳の時には父親がコンピュータを買い与え、コンピュータの家庭教師をつけたそうです。

ただ、同氏があっという間に習得した為、教師は教えることがなくなってしまったのだそう。

プログラミングを習得し終えたザッカーバーグはソフト開発で最初の成功を納めます。

それが、歯科医だった父親をサポートする為の受付業務システム「Zuck net」です。

そしてその後も開発を続ける同氏。

18歳の時には、ユーザーの音楽の好みを元に、新たに曲を提案する、

「Synapse Media Player」

の開発に成功しています。

このソフトに対しては、マイクロソフトから約1億円の買収金額を提示されたという伝説が残っています。

その後、ハーバード大学に入学後した同氏は、
大学生ならではのサービスをふたつ開発しています。

ひとつは、どの学生がどの授業を履修しているかをリスト化した、

「CourseMatch」

というもの。

もう一つが、学生の容姿が良いかどうかを格付けするサービス

「Facemash.com」

です。

後者は大学内で批判を巻き起こり、更には画像を無許可で使用していたことで大学からサイトを4時間で閉鎖されていますw

同氏が凄いのは、ここで懲りずに前に進み続けたことです。

同氏は情報のオープン性を主張しフェイスブックを19歳で開発。

ハーバード大学内にて、学生と学生を繋ぐサービスとして誕生させています。

他大学や多くの企業からも大きな反響があったそうな。

その後、フェイスブックの開発やサービス向上に注力するため、1年後にはハーバード大学を中退しています。

そして、フェイスブックは世界中の人々をオープンに、そしてより近づくサービスとして発展していきます。

フェイスブック設立後は多くの企業が買収を持ちかけてきたそうです。

初期メンバーの多くが買収額の大きい企業に売却するよう求めたが、ザッカーバーグ氏は応じなかったそうです。

利益を求めるより、役立つサービス作りを優先したかったのだそう。

同氏は、facebookは世界中がオープンで繋がったものにするために作ったのだと述べています。

この辺りから、映画「ソーシャルネットワーク」でも描写されている初期メンバーとの決裂が起きていきます。

次回に続く。
お名前.com
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【本日の名言】『 フロイド・メイウェザーJr. / プロボクサー 』

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