facebook創業秘話 後編

前途洋々なfacebookに暗雲が立ち込めはじめるのが2020年頃です。

事業が拡大し、慈善活動からAR(拡張現実)の活用まで多岐に渡っていたfacebook。

ところが、この年から政治が絡んできてしまい、混迷の度合いが増していきます。

2020年、大統領選挙にて民主党の有力候補であったエリザベス・ウォーレン氏らが、

「facebookの解体」

を呼びかけ始めます。

9月には米国全土の州検事総長らが参加する、facebookの独占禁止法違反に関する調査も始まります。

この動きに対して、意外にもザッカーバーグ氏は政府による新たな規制を歓迎するスタンスを見せ、以下の様に語っています。

私たちの政府が正当なものである限り、民主的プロセスで定められたルールに従うことは、当社のメリットになります。

我々が独自に定めたルールを守る以上に、人々の信頼を高められるのです。

政府によって今以上に明確なルールが定められれば、有益なサービスが実現できる領域はいくつもあります。

政治関連のものや、有害コンテンツの排除、プライバシーやデータポータビリティに関わるエリアです。

私は次の10年で、これらの領域に明確な基準が設けられることを期待しています。

ちなみに、facebookはいくつかの法案に対しては明確な反発姿勢を示しています。

その一つが、ソーシャルメディア企業に対し、誰が政治広告を購入したかを開示させるという法案です。

ザッカーバーグ氏は事態の解決に向けて、様々は手段(ロビー活動)を模索しはじめます。

その一つとして、当時の大統領であるドナルド・トランプ氏と夕食をともにしています。

ただ、そこで何が話し合われたかは一切公開されていませんので、墓場まで持っていく類の内容かもしれません。

ちなみにfacebookのロビー活動費用は2016年から上昇し続けています。

公のデータにも記載されているので、その動きがより顕著になっていることが明白になっています。

そして、同社に対する反トラスト法調査が進み、新しいアメリカ大統領が同社に厳しい姿勢を示す可能性も指摘されはじめます。

※反トラスト法とは?
反トラスト法(独占禁止法) 市場を寡占している企業(GAFAM等)が、その立場を利用して競争を不当に阻害する行為などを禁止・制限する米国の法律。

そんか苦境の中、facebookを metaへと社名変更した同社。

メタバースなどの新たな取り組みも始めていますが、聞こえてくるのは業績不振の話題ばかりです。

ザッカーバーグ氏にはこれまで以上に困難な課題が山積していそうです。

良くも悪くも、巨大IT企業が世の中を動かしている昨今。

今後のmeta(旧facebook)の動きにも興味が尽きません。
お名前.com
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【本日の名言】『 フロイド・メイウェザーJr. / プロボクサー 』

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泣くな。

不満を言うな。

ただ努力するんだ。
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