こんにちは、TRYです。
本日のお題は『 たゆまぬ努力 』です。
今の世の中、多くのプロスポーツの世界では、トップアスリートは若年齢化してきています。
■若さの強み
・勢いがある
・失敗などへの恐れがない
・体力がある
・疲労回復がある
・頭で描くことを身体で表現できる 等々
■ベテランの強み
・場慣れしている(経験値が豊富)
・精神的に安定している
若手とベテランを比較した時、パッと思いつく強みの数に差があります。(あくまでも個人の感覚です)
若さの強みは、どんなトップアスリートでも年齢と共に劣化していきます。
イチロー氏であっても年齢的なものには勝てませんでした。(それでも尋常ではないパフォーマンスですが、、、)
しかし私は先日のテニス全豪オープンを振り返ります。
ジョコビッチ選手は年齢が32歳と選手としてはベテランの部類に入りました。
それでも、若手相手に4時間もフルに戦い、四大大会と言われる全豪オープンで優勝しました。
これも一重に、ご本人のたゆまぬ努力以外に他なりません。
精神的な安定だけで若さという武器に太刀打ちするのは非常に困難が伴います。
分かりやすい事例に、アイススケートのザギトワ選手(ロシア)が18歳で既に若い選手からの突き上げに苦戦していることが上げられます。
よってジョコビッチ選手は体力的な面を補うショットの正確さや試合コントロールなど、若さや勢いにのまれないだけの努力を想像の域を超えたレベルで実現されているのだと思います。
プロスポーツ選手なんだから当たり前ではと思うかもしれませんが、自身に置き換えてみてください。
自身の年齢で別の物事に置き換え、同様の鍛錬を積めるかと言われると恐らくは出来ない理由が山ほど出てきて動けないのではないでしょうか。
なのでスポーツに関わらず、年齢を重ねても常に努力を継続している方は本当に尊敬に値するなといつも思っています。
『 その努力は本当に足りている? 』
と常に自問自答しながら、自己満足に陥らずに努力できる人間になれる様に精進しようと思った次第です。
【本日の名言】
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人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
− 武田信玄 / 武田家第19代当主、風林火山、武田の赤備え、武田の騎馬隊で有名 -
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武田信玄は人の力がなけれは城があっても役には立たない。
信頼できる『 人 』の集まりは 強固な『 城 』に匹敵すると考えていたそうです。
人は情をかけられると味方になる一方、権力で抑えつけられたり不信感を与えられると必ず反発して害意を抱くようになります。
適材適所で個人の才能を十分に発揮できる集団を作ることが大切で、
人物をよく見極め、組織を機能させるための役割づくりが大事だという考えの元に武田家を率いていたそうです。
(Google先生の話なので真偽は不明)
会社の戦略や個人の役割がシンプルで明確になると、人は動きやすくなると考えています。
武田信玄は上述の名言とは別に『 信頼してこそ、人は尽くしてくれるもの 』という言葉も残しています。
口だけでなく、時には頭を下げて自分から先に『 人 』を信じようと心がけたそうです。
仕事へのモチベーションは、人を信頼して対話することで高まります。
企業にとっての財産は物や設備等ではなく、それを扱う人だなと思わせてくれる名言でした。