宣伝広告費ゼロの衝撃 イーロン・マスクに手玉に取られるメディアや私たち

こんにちは、TRYです。

本日のお題は

『 宣伝広告費ゼロ 

です。

最近、取り上げるのはテスラ社ばかりですが、言い換えればそれほど話題性のある会社という事でしょう。

本日読んでいたニュースに「テスラは宣伝広告費を1ドルたりとも使用していなかった」という内容が目につきました。(出典参照)

この内容にはかなり驚きました。

車のプレス発表そのものは広告とみなさないとしたら、自動車メーカーとしてはベンチャーであり、超大手がひしめくなかで広告を一銭も使わずにのし上がったというのは驚きを通り越してます。

これまで自動車メーカーが車の発表の場であったり、発表する対象をYouTuberなどに変化させ、より発信力のある人達に対して拡散させる方式を取っているとお伝えしておりました。

ただ、テスラはその一歩上をいってました。

私の知る限り、テスラがYouTuberなどに宣伝を依頼するというよりも、以下の様な現象を自然発生的に起こしていたなと思い返してみて気が付きました。

・テスラ
→Twitterなどを通じて突き抜けた性能を発表する

・YouTuber
→そんなバカなと疑う人達かスーパーカー、ハイパーカーを持ち出してこぞって競争させる動画を上げる

スーパーカーがテスラに『 圧倒的な大差で負ける 』動画が拡散される。

(1000万前後の車が億越えや4000-5000万の車に圧勝)

ネタも含め、興味を持ったYouTuberがこぞって競争動画を上げる

更に、あちらこちらでテスラにボロ負けする

YouTuber、視聴者=車好きがテスラ凄いとなる

さらにテスラに注目を集める

といった具合です。

何が大衆の耳目を集めるかをイーロン・マスクは最初から理解していて、計算づくでやったとしか考えられない状況です。

国内自動車メーカーですら、

トヨタ=4487億円

日産=3134億円

マツダ=1092億円

三菱=830億円

スバル=807億円

スズキ=743億円

といった具合に膨大な広告資金を投じています。

これと比較して0円となると、次元を超えた物凄い宣伝効率です。

広告は本来なら使わないに越した事がない要素です。

テスラはそれをやってのけ、浮いた何百億円を開発や人件費に充てていたのだとすれば、コストの掛け方に全くムダがありません。

自動車業界の宣伝手法や車の性能含めて、常識を尽く覆しています。

車もそうですが、イーロン・マスク自体が何かと話題を振りまいており、特定の要素で

『 相当な尖り 』

を出して耳目を結果として集めているので、ある意味ではこれも戦略の一つだったのかなと感じています。

また、広告そのものは無くならないとは思いますが、雑誌や新聞広告が主流だった時代からネット広告に移行してきた様に、ネット広告から第3者による拡散型が主流になっていくのかなと感じた次第です。

大手企業の社長ともなれば有効性は認識していたはずですが、自動車業界の常識の範疇を超える事はありませんでした。

そんな中でイーロン・マスクは同じ土俵にありながらも、最大限に上手く活用しきったその手腕に驚かずにはいられません。

こういったゲームチェンジャーが出て来た事で自動車業界も新しい波が到来しましたし、個人的な感想としてはお金と頭は本当に使い様だなと痛感するニュースでした。

出典:テスラはなんと「宣伝広告費を1ドルたりとも使用していなかった」!それでもここまで知名度を向上させた理由とは

お名前.com

【本日の名言】


天分は、持って生まれるもの。才能は、引き出すものよ。

− ココ・シャネル / フランスのファッションデザイナー -


実に的を得ているなと感じました。

・天分=生まれつきの性質、才能

・才能=個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。

もしかしたら努力を努力と感じていない可能性もありますが、この言葉を見る限り、

やはり名を成す人達は常人以上の努力によって才能を開花させているのだろうなと感じました。

そして、おそらくはその努力を自己評価(自己満足)だけで終わらせずに、他者評価を持って努力の方向性の確認や軌道修正をしていたのだろうと考えます。

誰でも、やはり他者からの指摘に対して、本当の意味で心を無にして聞く姿勢を取るのはなかなか難しいのではと考えています。

こういった人達は本当に謙虚なのか、もしくは目的の為には恥も外聞も関係なしに目的達成だけを見つめ続けて邁進した結果、名を成したのかのいずれかなのかなと思います。

個人的には非常に為になる名言でした。

Z.com WP

【本日のLearning English】

ビジネス英語を学ぶためには何が必要か?

英語を言語とするページからそれを読み解いていきましょう!(全25回)


(英文)

Lesson 10. Learn some phrasal verbs and idioms commonly used in business


It is worth making the effort to learn some work-related idioms and phrasal verbs as these are often used by naive speakers in business situations. While these expressions can make your English sound more natural, they also have the potential to cause embarrassment if used incorrectly or in the wrong context. Therefore, the best advice is to learn them in context and with 2-3 real examples of correct usage.


(日本語訳)

Lesson 10. Learn some phrasal verbs and idioms commonly used in business

ビジネスで一般的に使用される句動詞や慣用句を学んでみよう


It is worth making the effort to learn some work-related idioms and phrasal verbs as these are often used by naive speakers in business situations.

仕事関連の句動詞や慣用句を学ぶ努力をする価値はあります、これらはビジネスの現場でネイティブスピーカー(英語を言語とする国の人)が良く使うからです。

While these expressions can make your English sound more natural, they also have the potential to cause embarrassment if used incorrectly or in the wrong context.

これらの表現を使う事は、あなた自身の英語より自然に表現させることが出来ますが、間違った使い方や文脈で使用すると恥ずかし事になる可能性があります。

Therefore, the best advice is to learn them in context and with 2-3 real examples of correct usage.

したがって、文脈の中でそれらを学習して、正しい使用方法を2~3学ぶことが最も良いでしょう。

Source: 25 ways to improve your business English for effective communication at work




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