歩く→転ぶ→起き上がる→歩く→転ぶと同時に揺らぐ そして走り出す /本日の名言「起業などやりたいことがあるなら」 /ビジネス英語で使える慣用句「Back to the drawing board 」

【本日のお題】『 ①概念は相対化し、揺らぎながら進化する 』

成功の法則92ヶ条 (幻冬舎文庫) [ 三木谷浩史 ]

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感想(5件)

参考書籍

こんにちは、TRYです。

先日から勝手にはじめました三木谷社長の書籍のシリーズ化第一弾です。

・概念とは

物事に対する共通の思考内容、またそれを言葉にしたもの

・相対化とは

偏った絶対的な考え方ではなくて、自己と他者を並べて比較して考えるような客観的な考え方をすること

暗闇で裸電球をつければ、明るいモノとして認識しますが、

昼間に裸電球をつけても恐らくは明るいどころか、むしろ暗く感じるはずです。

ここで強調されているのは、

 この世の全てのものは、相対的な存在である 

という点です。

どの様な思考方法にも長所、短所が存在します。

人間の社会においても長い歳月の中で絶対に間違いないという社会のあり方は見つかっていません。

・哲学:人生・世界、事物の根源のあり方を、経験からつくりあげた人生観

・思想:生活・行動を支配する、ものの見方

・イデオロギー:政治思想。社会思想

これらは、驚くほど簡単に右に左に揺らぎながらも進歩して今に至っています。

つまり、絶対、確かというものは何もないということになりますし、

人間の社会自体がそういうものだと書かれています。

ただし、勘違いしてはいけないのが、

確かなものが何もないからといって、そこに何も価値がないかというと、そうではないということです。

歩きはじめの子供はよく転びます。

歩く→転ぶ→起き上がる→歩く→転ぶ

この繰り返しのうちに、、いつしか歩けるように進化していきます。

文明や社会の進歩も本質は同じだと語られており、

進化の本質は揺らぎにあると断言されています。

私自身、今日の常識が明日の常識にはならないなと痛感しています。

日々、変化するユーザーの思考であったり、

プラットフォーマーのシステムのロジックであったり、

また、そこに携わる人達の思考であったりです。

見る視点が変われば、捉え方も変わるワケですので、固定概念にとらわれて脱却できないようでは、

進化もないなと、色々と気付きの多い章でした。

お名前.com

【本日の名言】

『 堀江貴文 / 企業家 』

▼名言

起業などやりたいことがあるなら、お金を借りてでも使え。

適度なレバレッジをかければ刺激にもなるし、成長に結びつく。

▼解釈

レバレッジ:自己資本を元本として資金調達を行い、取引額を自己資金以上に引き上げることです

起業や新規事業を行うにあたって、

自己資金だけでは、どうしても出来ることに制限がかかります。

より資金が潤沢にあったほうが、出来ることに幅が拡がりますので、

堀江氏の言われる名言はまさにそのとおりだなと感じます。

要は、必要な資金を調達することで

・やりたいことの準備

が全て整った状態から全力で取り組めます。

あとは、トライ・アンド・エラーを繰り返すだけとなります。

逆に、自己資本だけで戦おうとすると、

選択と集中が必要になってくるワケですが、

仮に、新規事業に必要な要素に対して選択と集中を行ったところで、

足りない要素が出てくる為に、

恐らくは、遅かれ早かれ運用資金を増やす必要があるという判断に行き着くはずです。

そうなると、資金を増やす為にアクション、資金を増やした後に発生するアクションなど、

様々な点で非効率が発生してしまいます。

また、資金調達をしている企業に対して、

時間以外にも市場における先駆者などのアドバンテージを失ってしまいます。

そういった意味では、堀江氏の名言は資金調達に関する言葉ではありますが、

深堀りすれば、ある意味では時間をお金で買うことで得られるメリットのほうが多いということを、

暗に指し示しているのかなとも、勝手に独り合点した名言でした。

また、日本では、個人での借り入れ『 ローン 』については

『 ローン=悪 』

という印象が非常に根強いです。

今後、日本がグローバル社会にで生き抜いて行く上では、

お金に関する学びの場を、より早い段階で学業に取り入れていくことは、

非常に大事なことではないのかなと感じます。

お金について学ぶことで、より論理的な思考や計画性を学べるなど

プラスな要素が多いような気がしますので、

文科省はこういった部分にも着目してくれないかなぁと思う今日このごろです。

Z.com WP

【本日のLearning English】

ビジネス英語の中には慣用句、それを知らなければどんな意味なのか分からない言葉が多く存在します。

今回のシリーズでは17のビジネス英語で良く使われるフレーズを紹介していきます。(全17回

(英文)

3. To corner the market 

To control enough quantity of a product or service that enables one to then change the market price willingly.

It can also mean to be the only one making or providing a given product or service.

Example: Intel has pretty much cornered the market of microprocessors for servers. Their direct competition, AMD, is a distant second.

(日本語訳)

3. To corner the market 

トゥー・コーナー・ザ・マーケット

To control enough quantity of a product or service that enables one to then change the market price willingly.

商品やサービスの供給量を制御して、市場価格を希望通りに変更できるようにすることです。

It can also mean to be the only one making or providing a given product or service.

または、唯一無二の商品やサービスを製造、または提供することが出来る唯一の存在である事も意味します。

Example: Intel has pretty much cornered the market of microprocessors for servers. Their direct competition, AMD, is a distant second.

例:インテルはサーバー向けのマイクロプロセッサーのマーケットを独占している。彼らの競争相手であるAMDは遠く離れて、2番目の(マーケットの)位置にいる。

出典: 17 Business English idioms, expressions and phrases

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