今、求められているのは、
『 ハードウェア < ソフトウェア 』
となっています。
5月13日にソフトバンクGをの通期決算説明会において、
孫正義会長も、『 AI後進国 』になっている日本に大きな懸念を示しています。
※ちなに
ソフトバンクG
・純利益:4兆9879億6200万円
・前年同期:-9615億7600万円(巨額赤字)
東証上場の日本企業で過去最高益を達成しています。
本題に話を戻すと、
孫会長は今回に限らず、日本をAI後進国と断定してきていました。
今回、そんな孫会長に
『 日本のデジタル活用は今後どうなっていくべきか 』
という質問の回答では、
このコロナ禍で鮮明になった『 デジタルトランスフォーメーション(DX) 』の遅れについて触れています。
※デジタルトランスフォーメーション
進化したデジタル技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革すること
以下、孫会長のコメント。
↓
↓
いま世界には1000社ぐらい
『 ユニコーン(評価額1000億円以上の未上場スタートアップ) 』
がある中で、
とくにAI(分野)では(日本の企業は)3社ぐらいしかない。
AI革命から決定的に遅れをとっているのは事実だ。
『 DX 』の先には『 AIトランスフォーメーション 』がある。
デジタルにするのは当たり前。
スタートラインにすら立っていない。
FAXでPCR検査(のやりとりをする)とか恥ずかしくて話にならない。
DXは当然で当たり前のことだ。
世界はAI革命で競争しあっている。
マイナスのスタートではなく、せめて世界のスタートラインに日本の企業が立って欲しい。
AI企業の10%ぐらい、100社ぐらいは日本の企業じゃないとおかしい。
↑
↑
※AIトランスフォーメーション
要約すると、
AIであれば大量のデータを短時間で処理して最適解を導き出せます。
また、
デジタルトランスフォーメーションを実現するには、
部分的に最適化されたシステムではなく、全体に最適化されていることが必須と言われています。
そういったことから、
『 DX 』に『 AI 』が組み合わさることをAIトランスフォーメーションと言う。
個人的に感じるのは、
海外(主にアメリカ)との技術的な差があるなという部分です。
・フィットネス
『 フィットネス器具+アプリ 』
といった具合でなんでもアプリで見える化する。
・家電
アプリで家の家電を管理する。
(いわゆるスマート家電)
あくまでも私見ですが、
日本ではまだまだ、こういった部分が遅れているなといった印象です。
以前にも触れましたが、
日本企業は良くも悪くも
『 島国(内需完結) 』
しがちです。
なので、
海外を対象に動くという部分がアメリカや中国と比較すると意識が薄いです。
なので、
今後、日本の技術含めてどう進化していくのかを注視していく必要があるなと感じます。
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【本日の名言】『 勝海舟 / 幕臣 』
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▼名言
生業に貴賤はないけど、生き方に貴賤があるねえ。
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貴賤とは・・・身分の高い者と低い者や、とうといことと、いやしいことを指す。
生き方の部分で、
品格を持って生きろという意味合いなのかなと。
身近に品格のある人がいる望月にとっては、非常によく分かる名言ですね。
かなり高難易度なものにはなりますが、そうなれるように精進します!!