OODAループ

OODAループとは、

・Observe(観察)
・Orient(状況判断、方針決定)
・Decide(意思決定)
・Act(行動)

の頭文字を取ったもので、
問題解決の手法の1つです。

簡単に動きを説明すると、

・Observe
まず対象を観察します。
既存の諸々の業務活動を観察し、
問題の発見やデータ収集を行うためのプロセスです。
これは、
担当者が観察者となって必要な情報を集めていきます。

・Orient
観察をもとに状況を分析し、今後の方針を決めていくプロセスです。

・Decide
方針にもとづいて、
具体的な戦略や行動についての意思決定を行います。

・Act
実行段階に移ります。

▪️PDCAとOODAの違い
OODAループは、
PDCAサイクルに代わる手法として注目されています。

両者には2点の大きな違いがあります。

・1点目
1つ目は問題解決のステップです。

PDCAは計画を立てて実行し、それを評価・分析したうえではじめて次のアクションで改善に移ることができます。

OODAはまずは現状を観察することから開始し、分析から実行までをスピーディに実施できるというのが最大の特徴です。

・2点目
2つ目は問題解決の方法です。
PDCAは既存の業務プロセスや計画をもとに改善策を生み出します。

改善点は見つけやすいが、
予定調和になりやすいという特徴があります。

OODAの場合、
Orientの段階では、
方向付けでが目的の為、動きに幅があります。

PDCAのような計画策定をしないため、
既存の発想に縛られづらいのが最大の特徴となります。

どちらにも一長一短はあります。

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【本日の名言】『 ローランド / カリスマホスト、経営者 』
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もし100人中100人ができないと俺に言ってきたとしたら、
その100人全員が間違えていると俺は証明してやる

なにくそ精神のような反骨心が大事だと伝えている名言ですね。

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