EV化への反撃の狼煙

さて、かなりの頻度で取り上げているEVについてです。

以前より、

・世の中的にはEVに移行中
・以外にEVを取り巻く環境はエコではない

とお伝えしていました。

予想としては、
ここ20年ぐらいはEVの時代かもしれませんが、またそれに変わるものに置き換わるかもと読んでいました。

そんな中、BMWのトップであるオリバー・ツィプセ氏が急速なEV化への疑問を公式にコメントしました。

同氏曰く、


世界はまだガソリンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を完全に放棄する準備ができていない。

ガソリンやディーゼルエンジンを早い段階でを捨てたとしても、環境に良い影響を与えるとは限らない。

ドイツだけでなく、ヨーロッパ、そして世界的に見ても、ガソリンやディーゼルやエンジンが絶対的に多数の動力源であることは間違いない。

その最大の動力源を、
この8年や10年で簡単に切り捨ててしまう前に、何ができるのかを考えなければなりません。

あまりに早く電動化へと移行することで、電動化技術が『市場規模とともに発展するような変革の機会を与えない』状況は危険です。

世界的に最大の市場地位を確立している技術を、必要性もなくただ手放すのは有害です。

それは、気候変動や他の誰の助けにもならないと思います。


とコメントしています。

これはまさに『ごもっとも』な内容です。

以前にも取り上げましたが、
ボルボが電気自動車の製造には、

・ガソリン車よりも多くのCO2を排出する
・クリーンになるには11万キロも走る必要がある

という調査結果を発表したのが記憶に新しいです。

実際、
多くの人が11万キロも走らない状況においては、電気自動車ばかりを作り続けると、

『 逆にかえって環境負荷がかかる 』

ということになります。

加えて、

・充電インフラの問題
・社会構造の大変革
・変革に伴う大量の企業の倒産
・失業者の増大
・ガソリン車の2倍も発火する確率が高い

という内面的な問題を抱えています。

EVはまだ新しい技術です。

これが

『 市場規模の拡大や、消費者の要望とともに 』

に普及が進めば理想です。

ただし、
徐々に成長する機会を与えられないままに、無理やり普及させると様々なゆがみが生じることは間違いありません。

BMWが指摘するのは『 この部分 』です。

実はBMW同様の意見は他方からあがっています。

つい先日もステランティスCEOのカルロス・タバレス氏も

『EVへの以降はそもそも消費者が望んだものではなく、政治家が考えたものである』

とコメントしています。

※ステランティス
マセラティ、プジョー、アルファロメオ等を率いる企業

日本が誇るトヨタ自動車も疑問を投げている企業の一つですね。

この声が大きくなった時、
急速なEV化へのシフトに待ったがかかるのかが注目ポイントですね。

パラダイムシフトが起きる時は、大きな波紋がつきものです。
お名前.com
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【本日の名言】『 Google / Alphabet Inc. 』
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Don’t be evil.
(邪悪になるな。)

世界最大の検索エンジンを展開するGoogleの行動規範ですね。

ユーザーや広告主などを悪用しないで『正しいことをする』という意味です。

もともとは同社のモットーなのだそうです。
Xserver Business


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