ホメオスタシス

体温が下がると、身体は体温を上げようと震えます。

体温が上がれば、逆に下げようと汗をかきます。

身体にはいわゆる
『現状維持のシステム』
があり、
これを生物学的にホメオスタシスと呼んでいます。

これは生物学に留まらず、心理学にも適応される法則です。

内容をザックリ書くと、

『明日の自分は、今日の自分と同じでいようとする』

ということです。

(例1)
いつも部屋がキレイな人は、ちょっと汚れたら掃除をします。

部屋が汚い人は、ちょっと部屋がキレイになったら無意識に汚そうとします。

これ、ホメオスタシスです。

(例2)
モチベーションが物凄く上がったのに、
次の日に急速に冷めてる経験はありませんか?

これも、

『昨日と違う?元に戻ろう』

と心が危険を反応しています。

これもホメオスタシスです。

(例3)
いつも新しいことをやる人は、新しいことをやらないと何か気持ちの悪さを感じます。

『おや?昨日と違う?』

と、無意識に反応して思うからです。

物理の『慣性の法則』と同様に、
兎にも角にも同じ方向に向かい続けます。

これは、他人に対しても適応されます。

例えば、近くにいる人が、凄いことにチャレンジしようとします。

そうすると、周囲の人間は、

『そんなのやめたきなよ』

と言いたくなる人が以外にもおおいです。

これは、
言った側の悪意ではなく、
その人との関係性を維持したいからです。

この様な感じで、ホメオスタシスは自分や他人にも機能します。

人のキャラクターが変化しないのも、
こういった見えない引力があるからかもしれませんね。

この法則を理解すれば、
少しは客観的に物事が見えるかもしれませんね?
お名前.com
—————————————————————————-

【本日の名言】『 イーロン・マスク / テスラ創始者 』

—————————————————————————-

目標がどこにあって何をすべきなのか?

そのことが分かれば、人々はもっとよく働くはず。

みんなが朝から働いて仕事を楽しむようになるのでは

目的意識という言葉があるように、
何もないのに人は頑張ることは難しいですよね。

ただし、
個々人が目的を見つけるのは意外に難しかったりします。

そういった意味では、
リーダーが目的というものを明確化するということ。

更には、
それを発信し続けることが大事なんだろうなぁと感じます。
Xserver Business


にほんブログ村 経済ブログへ

FC2 Blog Ranking

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です