不況に強い金持ちへの商売

世界でもっとも高価な部類のクルマを販売しているのがブガッティです。
(2億〜14億円という販売価格)

現在、
リマックとの合弁にてブガッティ・リマックなる新しい会社を立ち上げています。
(これまでのブガッティも存続している)

そのCEOはメイト・リマック氏。

同氏によれば、
現在の経済情勢が世界的に不透明な状況であっても、ブガッティの顧客が購入をためらったりする予兆はないと語っています。

つまり『以前と変わらずに売れている』という状況の様です。

これは通説通り、
世の中のお金持ちは

『不況時であってもそのベースが揺らぐことはない』

ということが証明された形になっています。

さらに、
ブガッティは2025年までずっと売り切れが続いている状態とのこと。

ブガッティは、
前モデルであるヴェイロンの限定台数450台を売り切るのに約10年を要しています、

が、
その後継モデルであるシロンの限定台数500台は完売するのにその半分しか時間を要していません。

さらには、
シロンのほかにも

・チェントディエチ
・ディーヴォ
・W16ミストラル

といった超高額な限定モデルも追加で販売しています。

しかも、
どのモデルも瞬殺で売り切れている模様。

ブガッティは、
年が経つにつれて販売ペースが日増しに速くなっていると考えられます。

加えて、
その車両価格はヴェイロン時代に比べると、

・シロン=2倍
・限定モデル=3倍〜4倍

といったものも存在し、
その勢いたるや『恐るべし』といったところです。

参考までに、
その注文の大半は北米だといわれ、
やはりアメリカは景気がいいなぁといった印象ですね。

なお、
ブガッティ・リマックの収入源は車両販売のみではありません。

リマック経由のコンサルタント収入も大きいとされています。

メイト・リマック氏によると、
ブガッティ・リマックにおける最大の稼ぎ頭は、

・アストンマーティン
・ポルシェ
・ヒョンデ

などの大手自動車メーカーに、
バッテリーやEVの技術を販売しているリマック・テクノロジー社だと語っています。

リマック・テクノロジーは約1,000人の従業員を抱え、現在自動運転技術『ロボットタクシー』を開発しているとのこと。

さらにメイト・リマック氏は、

『今後の大きな問題は、自動車の販売が減少すること』

と考えており、
今後クルマが電動化されるようになれば、

『A地点からB地点まで移動するより便利で安全な選択肢』

として、
大多数の人々が公共モビリティや自動運転タクシーを選ぶようになるだろうと述べています。

必ずしも本当に車を所有したいとは思わなくなる。

要は、
個人でクルマを所有しなくなると考えている様ですね。

これが、

『リマックが自動運転技術を開発する理由』

だと言えそうですが、

同時に、

『 どんな状況になろうとも、必ずクルマを買う人 』

が存在するとも考えており、
超高級車も販売するという両輪にて、
今後の『 100年に一度 』と言われる変革期を乗り越えてゆくこと語っています。

今後は、
超お金持ちと平民との格差が、

・より大きく
・より顕著に

なっていくと同時に、
超お金持ちを対象としたビジネスが盛り上がっていきそうだと感じます。

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【本日の名言】『 武田信玄 / 甲斐の戦国武将 』

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信頼してこそ人は尽くしてくれるものだ。

信頼『感』が見えてこないと、
相手が信頼を寄せてはこないのは自明の理です。

命のやりとりをする戦国時代において、
主従関係や同盟関係においても、

・恐怖
・金
・策略

などだけでなく、
信頼が重要な要素であったのだろうなと伺い知れる名言ですね。
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