アップルカー(iCar)

調査会社『ストラテジック・ヴィジョン』の調査によると、
新車を購入している人の26%が、

『アップルカー(iCar)』

が発売されれば真剣に購入を検討するとコメントしました。

同社によると、
アップルブランドはどの自動車ブランド(テスラ含む)よりも高い忠誠心を誇ると語っています。

アンケート全回答者のうち、
24%がアップル製品を『気に入っている』と答えています。

この数字はホンダ、トヨタ、テスラの2倍といった数字なのだそうな。

ただし、
今回の調査において、
そもそもアップルがまだクルマを発表も発売もしていないということを考慮する必要があります。

つまりはこの数字は市場の『期待値』を表しているということになります。

なお、
アップルカーはスティーブ・ジョブズ存命の時期に検討が始まっています。

・ポルシェ911
・メルセデス・ベンツSL
・BMW Z8

などのスポーツカーを乗り継いできた同氏の嗜好を反映した計画だったと考えられています。

加えて、
ブガッティ・ヴェイロンを所有するなど、
同じくクルマ好きであったアップルのデザイナー『ジョナサン・アイブ氏』の存在もこの計画を加速させるのに一役買っています。

ただし、
その後開発が難航したとも報じられ、
このプロジェクトは解散もしくは凍結、
さらには売却されたと言われていました。

その後もたびたびウワサが出ており、

・BMW i3をベースにしたクルマになる
・個人向けではなく公共モビリティのみとして供される

など、
様々な報道もありました。

ただし、
そこからまた話が途切れてしまい、
最近出てきたのが2020末に報じられた、

・サプライヤーへとパーツの用意を行うようアップルが指示を出した
・アップルとヒョンデが提携か

というニュース程度です。

ただし、
そこから提携の話は進まず、
ホンダ、BMW、トヨタ、日産など様々な自動車メーカーと協議を行ったものの交渉が決裂。

結局は、
マグナシュタイヤーにて製造を行うというのがおそらく現時点での『最終着地』となっています。

※自動車メーカーとの提携が成立しなかった理由は、アップルが隷属的関係を求めたからだと言われています。

そして、
提携を諦めたアップルは次々既存自動車メーカーの主要メンバーを引き抜いています。

恐らく、
自社による開発を行い、
製造をマグナシュタイヤーへと委託するということになるのかもしれません。

なお、
アップルは自動車業界とは深い関係性を構築しています。

それは、

・アップル・カープレイ
・デジタル運転免許の発行

などを見てもわかるとおりです。

それはアップルが

『自動車産業は経済規模が大きく収益を得られる可能性が高い』

と踏んだからだと考えてよく、
そのために現在様々な関わりを持っているのだと考えられます。

現在のアップルの

『アップルカー、もしくはプロジェクト・タイタンにかかわる方針』

は分かっていません。

もし、
アップルカーが発売されたとしてもそれが一般の消費者向けとなるのか。

それとも当初の計画通り、
カーシェアなどの公共モビリティのみなのか。

ナゾばかりではありますが、
車両が個人向けに販売されたとしても、
現代の流れからするに『多くの機能はサブスク』となるのかもしれませんね。

ちなみに、
アップル製品にはいわゆる『信者』がおり、
日本ではその比率がかなり高いと言われます。

仮に予約が開始されるとトンデモナイ人気になるかも。

ただし、
その車両価格は『手頃な価格』になるとは思えません。

巨費を投じ、
自社にて開発した製品のモトを取るべく、
そして当初の計画通りに

『巨大な自動車産業にて利益を上げる』

という目的を達成することを鑑みるに、

『一般的なEVとしての性能をもたせつつも、1000万円を下ることはない』

と、
考えています。

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【本日の名言】『 伊達政宗 / 奥州の戦国武将 』

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物事、小事より大事は発するものなり。

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