ハイパーカーで有名なパガーニ。
（ハイパーカーはスーパーカーの更に上の価格帯のクルマです）
同社が突如『 カメラ 』を発売しました。
カメラという名前のクルマではありません。
パシャッと写真を撮るカメラです。
しかも、
パガーニが発売するからには単なるカメラで収まりません。
イタリアの大判カメラ専門メーカー、
『ジベッリーニ（Gibellini）社』と共同開発したという、蛇腹を持つレトロなカメラです。
その名も『 GP810HP 』と命名されています。
なお、
開発には2年の歳月がかかったといわれ、
生産されるのはわずか30台のみで、購入できるのはパガーニのオーナーのみだそうな。
上述の通り、
同製品はジベッリーニ社との共同開発となるものの、パガーニは開発を丸投げしていたわけではないようです。
使用される素材や加工技術にはパガーニのノウハウが投入され、蛇腹にはパガーニのイラストも入ります。
そのほかにも、
こだわりは至るところに発揮されており、
・雲台＝無垢のアルミニウムブロックから削り出し
・三脚＝カーボンファイバーにレザー張り
カメラを乗せる台座も、
・カーボンファイバー
・アルミニウム
・アルカンターラ
で構成されており、
カメラのカラーに合わせた革製キャリングケースも付属しています。
ちなみに、
カメラ本体は重量が4.7kgもあるとのこと。
ジベッリーニ社によれば、
『大判カメラは、現代のデジタルセンサーよりも明らかに優れた立体感と色相を持ち、白黒写真の再現性が高いため、プロの写真家に広く愛用されています』
とのこと。
一方のパガーニ創設者、
オラチオ・パガーニ氏によれば、
『このカメラは、我々が美を追求するために必要だった。
このプロジェクトは、写真愛好家であるかどうかにかかわらず、それ自体の美しさを愛する、極めて要求の厳しいクライアントに捧げられたものです。
このカメラには膨大な手作業によって製造され、そこには他にない技術もあり、情熱もある。
感動を呼び起こすという、正確な目的のために作られたモノなのです』
とコメント。
価格といい、素材といい、
もはやカメラというよりは、ひとつひとつのパーツが『芸術品』としての価値を誇りそうですね。
（同氏はレオナルド・ダ・ヴィンチを敬愛しており、今後も芸術性の高いグッズが登場するのかもしれませんね）
ちなみに、
このカメラの価格は「 約1500万円 』に設定されており、中古のスーパーカーが買えちゃいます。
富裕層ビジネス恐るべし。
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【本日の名言】『 ラリー・ペイジ / Google創始者 』
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そんな馬鹿なことはできないと誰もが思うなら、競争相手はほとんどいない
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グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏。
ペイジ氏は、
ミシガン大学において計算機工学で学士号を取得した後、スタンフォード大学の博士課程に進学し、在学中に友人のセルゲイ・ブリン氏と共ににグーグルを興しています。
そんな同氏は、
母校の卒業式においてスピーチを頼まれた際に、
『 途方もない夢であっても、実現へと前進させるのは意外とたやすい 』
と発言。
その理由として述べた以下のフレーズが名言として語り継がれています。
『 そんな馬鹿なことはできないと誰もが思うなら、競争相手はほとんどいない 』
競争相手がいないということは、成功する可能性も低いからです。
が、
ペイジ氏はさらに以下の様に述べています。
『 失敗は失敗で、得られるものがあるから、悪いことではない。
むしろ頻繁に失敗したほうが得られるものが多い 』
すごくポジティブですね。
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