「もしすべてのウェブサイトをダウンロードできて、そのリンク先を記録しておけたら、どうなるだろう?」
「できないことなどない、と呑んでかかることで、決まりきった枠からはみ出よ」
これはGoogle創業者であるラリー・ペイジの言葉です。
Googleは世界で最も利用され、評価されている検索エンジンです。
ユーザーに支持されており「ググる」という言葉のもとにもなっています。
そんな世界最高のサービスを開発・提供しているGoogle社の共同創業者であり、元最高経営責任者のラリー・ペイジが気になったのでご紹介をば。
ラリー・ペイジの本名は、
「ローレンス・エドワード・“ラリー”・ペイジ」
アメリカで1973年に生まれの49歳です。
2021年にはアメリカの経済誌「フォーブス誌」が発表した2021年版の世界長者番付で8位にランクインしている大富豪でもあります。
ちなみに、以前まで「GAFA」と呼ばれていた巨大IT企業4社のうち、
1位:ジェフ・ベゾス氏(Amazon創業者)
5位:マーク・ザッカーバーグ氏(Facebook創業者)
8位:ラリー・ペイジ(Google共同創業者)
9位: セルゲイ・ブリン(Google共同創業者)
と言った具合にランクインしています。
また、マーク・ザッカーバーグ氏と同様にラリー・ペイジもユダヤ系です。
そんなラリー・ペイジ氏は、
・父:アメリカミシガン州立大学 計算機科学・人工知能教授
・母:ミシガン州立大学 コンピュータプログラミング教師
との間に生まれています。
イギリスの「BBC」ジャーナリストは、同氏の父親を、
「コンピュータサイエンスと人工知能のパイオニア」
と評しており、非常に優れた人物として有名だったそうな。
※BBCとは
イギリスのNHK的存在
ラリー・ペイジは自身の幼少期について以下の様に語っています。
↓
科学、コンピュータ、技術などのテック系の雑誌やポピュラーサイエンスの雑誌であふれていた。
↑
幼少から、こういった科学の世界に囲まれていた為、自然と同じ世界にハマっていくことになります。
実際、ラリー・ペイジは6歳の頃からコンピュータを触り始めていたそうな。
そんな同氏の両親は、息子をモンテッソーリ教育の学校に入れることを選択しています。
※モンテッソーリ教育とは
医師であり教育家のマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育方法。
この教育法の目的は、
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てること」
だそう。
近年、ビル・ゲイツ氏やイーロン・マスク氏、藤井聡太氏などが受けてきたとして急速に注目を集めている教育方法です。
実際、
「ルールや慣例にとらわれず、自発的に行動し、世界で起きていることに関心を持つトレーニング」
が自身の仕事に影響を与えていると同氏も認めています。
また同氏は2013年に、
「私は本や雑誌の読書に多大な時間を費やしてきた」
と語っています。
12歳の時には天才発明家のニコラ・テスラの伝記を読み、借金を抱えて無名のまま亡くなる最期に悲しみを覚えたとのこと。
そして、そこから世界を変えるには優れた技術を開発する以外にも、それを広めるためのビジネスセンスが必要になることを学んだのだそう。
また、作家のニコラス・カールソン氏によると
「ペイジの自宅の雰囲気と、寛容な気質の彼の両親による教育が同氏の創造性と発明力を開花させた」
と語っています。
テック系雑誌に囲まれつつ、モンテッソーリ教育や膨大な読書によって育ったラリー・ペイジ氏。
ミシガン大学を卒業し、博士号を取るためにスタンフォード大学に入学しています。
※スタンフォード大学とは?
2022年最新世界大学ランキング第4位と世界屈指の名門校。
ここでラリー・ペイジは後にGoogleを創業することになるセルゲイ・ブリンと出会うことになります。
ラリー・ペイジ氏はミシガン大学で計算機工学の学士号を取得。
スタンフォード大学では計算機科学を学んでいます。
そこで、計算機工学の博士課程に在籍中のセルゲイ・ブリン氏と出会い、意気投合して親友となったそうです。
このとき同氏は、
↓
もしすべてのウェブサイトをダウンロードできて、そのリンク先を記録しておけたら、どうなるだろう?
↑
と考えるようになります。
これがGoogleの根幹となる、
「ページランク」
の考えの基となり、後のGoogleの創業につながっていきます。
次回に続く
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才能が出発点を決め、人格が到達点を決める
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