さて、コロナウィルスの影響で
オリンピックどうするの?
という議論が巷で熱烈に議論されています。
議論の争点は色々ありますが、大別すると以下の通り。
①違約金どうする?
②医療体制はどうするの?
③命に優先順位つけるの?
④感染防止対策は?
⑤ワクチンはどうするの?
よく耳にするのがこういった点かなと。
この中でも最近、よく耳にするようになったのが、
違約金どうするの?
です。
ちなみに、
オリンピックが中止になった際に、
日本や東京都がIOC(オリンピック委員会)に支払う訳ではないです。
た・だ・し
違約金は発生しないですが、
様々な支払いが中止になった際に、日本(日本オリンピック委員会)や東京都が支払う義務が発生しています。
それがなにかというと、
IOCと日本(東京都)との契約の中で、以下のような契約が締結されています。
それが、
『 IOCにに発生する全ての損失は日本と東京都が支払う 』
となっています。
わかりやすくいうと、
『 中止になった場合の各国のへのスポンサー料や放映権料等を日本や東京都が補填する 』
という契約です。
世界各国の放送業界が放映権料をIOCにに払っています。
中止になったあかつきには
お金返してね
となりますが、
お金はIOCがもらってるのに、その返金は日本と東京都が補填するという耳を疑う契約です
そんなバカな!!
となりますが、どうやらこういう契約らしいですw
なんで、こんなにIOC有利な契約になっているかというと、
昔は、
オリンピック以上のスポーツの祭典がなかったのと、オリンピックが生む経済効果が非常に大きかった為です。
なので、
各国がこぞってIOCに
うちで開催させてほしい!!
というオファーが大量にきていたので、
要は、
左手うちわ
選びたい放題
よりどりみどり
状態だったわけです。
そんな経緯があるので、
IOCに有利な条件がどんどん付加されていって今にいたります。
しかも、
去年のオリンピックを今年に延長する為に、既に
『 約3000億円 』
の費用が使われています。
なので、このまま中止となると、巨額な損失だけを計上して終わるという惨事になります。
私もこの情報を聞くと、
今までは中止のほうがいいかなと思っていましたが、経済的な問題も考えると
『 開催 > 中止 』
よりな考えになってきました。。。
ちなみに、
・ロンドンオリンピック
・リオオリンピック
が直近では開催されましたが、
どの開催都市も損が大きいばかりというのが露呈してきました。
IOCが金ばかり取るから。。。
なので、
どんどん、開催したいという都市が減ってきているのが現状です。
話をもとに戻すと、
開始するのであれば、
・1万5千人の選手は受け入れる
・無観客試合にする
・海外報道関係は入国禁止(各自でルートを作って情報を取ってもらう)
・選手にはワクチンを必ず打たせる
・該当競技が終わり次第、選手は帰国する
・選手には現在地を特定するGPSを義務でもたせる(違反したら強制帰国)
ぐらいしないと難しいだろうなと。
(この辺は、ひろゆき氏が語ってます)
なので、
私は開催派になってきましたが、
開催中止にしても巨額損失が出るし、
開催するにしても、医療含めてリスクばかりを背負う状態なので、
なかなかにシビアな状態です。
正直、
コロナウィルスの問題なので、
日本が悪い訳ではないですが、非常に難しいですね。
ちなみに、
『 ファイザーのワクチン 』
を打とうとすると。
1度目の接種から3週間の期間を空けないといけません。
そして、2度目の摂取から2週間経過しないとワクチンが効果を発揮しません。
そして、コロナの感染潜伏期間が2週間ですから、
ワクチン摂取開始から動き出せるまで7週間必要となります。
なので、
6月中にはコロナワクチンを摂取しなければ、
そもそも選手も競技できないというのが現状です。
大変な世の中。。。
ち・な・み・に
日本は未だに観客入れる体で動いてます。
チケットの払い戻しも未だに動いていません。
やばいよ日本
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【本日の名言】『 伊藤博文 / 初代内閣総理大臣 』
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▼名言
私の言うことが間違っていたら、それは間違いだと徹底的に追及せよ。
君らの言うことがわからなければ、私も君らを徹底的に攻撃する。
互いに攻撃し議論するのは、憲法を完全なものにするためである。
くり返すが、長官だの秘書官だのという意識は一切かなぐり捨てて、討論・議論を究めて完全なる憲法をつくろうではないか。
↑
不平不満や文句ではありません。
何事も意思をもって意見を言うべきことが大事。
それが、よりよいものを作り上げていくうえで大事なのである。
ということかなと。
要は『 YESマン 』しかいない組織では
駄目だよ!
という名言ですね。