先日の報道にて。
群馬県のショッピングセンターにて
『 圏外ナンバー 』
の車を見つけた地元住民が、過激な行動に出ています。
その住民は、『 自治会 』の名前を語り
『 都会からコロナを一生群馬県に持ち込むな! 』
『 ネット上にナンバーと車体を晒します 』
とプリントした紙を車のワイパーに挟んでたいとのこと。
ちなみに、被害にあった方は、
他県から移住してきた群馬県在住の方だそうです。
自治体もこれを重く受け止めて、
『 これはイタズラです 』
という通知を出すほどになっています。
こういった話をよく耳にしますが、これを見て常に感じるのは
『 冷静な判断が出来ない人が多い 』
ということです。
そもそも、
県外ナンバーを見ただけで、他県からやってきたというのが短絡的すぎます。
そして、
コロナウィルスの脅威によって自身を見失ってしまい、
他人を排除することで自分を守ろうとしたという部分は、
ちょっと前にもあった
・トイレットペーパー争奪戦
・マスク争奪戦
と同様です。
トイレットペーパーについては、
『 在庫が十分にある 』
というアナウンスをしていたり、
マスクについても自作などで他の手段もあったにも関わらず、多くの人々はパニックに陥っています。
これは、
掲題にもあるように、
『 人は見たいものを、見たいようにしか見ない 』
ということで、
事実がどうであれ、自分がそう思ったらそれが事実という発想になっているということです。
これは、
『 善悪を自分で判断せず、皆が悪いと言っているから、その人が悪い 』
と断じ、ネットリンチに参加するといった人々ど同類のように感じます。
ただ、
悲しいことに、常に『 生贄 』を求め、
それを捧げることで保身を図るという行為は、大昔からあることです。
なので、これも人間の性なのかもしれないなと感じる、今日このごろです。
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【本日の名言】『 ウィンストン・チャーチル / 英国元首相 』
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悲観的な人は、好機の中にいつも困難を見つける。
楽観的な人は、困難の中にいつも好機を見つける。
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人はすべて心の持ちようだと言われている気になる名言ですね。
解説は不要の名言でした。