日本の衰退の根幹

以前から、
日本は先進国の中では経済的に遅れを取りつつあるとお伝えしてきました。

それは、
企業の成長にも現れており、

『 Google、Amazon、Facebook、Apple 』

の様な規模感で、
今の時代を担う先進的で、成長著しい企業というものが少ないです。

勿論、日本が島国という特殊な事情もあるかとは思います。

理由は、日本国内でビジネスが完結してしまいがちであり、
ワールドワイドなビジネスというのをメインに考えて動く企業が、企業の絶対数に対して少ないからです。

その他にも、
目先の状況に一喜一憂するお国柄も影響されています。

分かりやすい例が、
日本の投資家の企業に対する評価です。

楽天が携帯事業に参入して巨額の赤字を4期連続で出しているのは周知の事実です。

その一方で楽天はグループとしては売上高を伸ばしています。

この状況を日本とアメリカの投資家では異なる評価を下します。

日本:不健全な赤字
米国:健全な赤字

本来、成長フェーズにある企業にとって、
資金調達が可能な限り、PL(損益計算書)上の期間損失は大抵の場合、ポジティブなサインとみなされます。

要は、
やりたいことがあるからお金がかかるので、それは、その会社に『 伸びしろ 』があることを意味します。

何が言いたいかというと、
最初から利益の出るビジネスなどはそうそうあるものではないのに、
ついつい目先の状況を追いがちな日本がそこにあるということです。

『 健全な赤字 』

というものを理解していなければ、
アメリカから自動車産業をひっくり返すほどのインパクトをだした

『 テスラ・モーターズなど誕生し得ない 』

※テスラは軌道に乗るまでは、ひたすら赤字を出し続けていた

です。

続きは次回に持ち越します。

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【本日の名言】『 ウォーレン・バフェット / 投資会社バークシャー・ハサウェイ筆頭株主兼会長兼CEO 』
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誠実さはとても高尚な才である。

低俗な人にそれを期待してはいけない。

難しい言葉ですね。

これは、各々がこの言葉を考え、
噛み締めてみたらいいかなと思いますので、個人の解釈は控えたいと思います。

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