トヨタ自動車社長の念頭挨拶を、長いのでいくつかに分けて投稿しています。
①コロナ禍を振り返り、伝えたいこと
②大切なのは決断と行動
③トヨタが守るべき3本柱
④トヨタが目指すデジタル化
⑤社長から3つのお願い
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最後に、
新年を迎えるにあたり、皆さんに「3つのお願い」をしたいと思います。
一つ目。
何か新しいことを学ぶこと。
新しい言語、絵画や音楽、スポーツ、運転技術の向上など。
今までチャレンジしたことがないものであれば、どんなものでもかまいません。 二つ目。
世界のいろいろな地域にいるトヨタの仲間と連絡をとり合い、彼ら彼女らが、自分と同じ課題にどうチャレンジしようとしているのかを学んでください。 お互いの経験を共有し支え合い、新しい仲間をつくることで、私たちは多くのことを学び、成長することができます。 そして、三つ目。
仕事以外の時間を楽しむこと。
携帯電話の電源を切り、パソコンを閉じて体を動かし、思いのまま楽しんでください。 2022年を勇気と幸せに満ちあふれる年にしましょう。
善行を重ね、ユーモアあふれる年にしましょうよ。
そして、悔いのない充実した人生を送ろうじゃありませんか。 最後に、トヨタで働くすべての皆さんに心より感謝申し上げます。 近いうちに、皆さんの現場でお会いできることを楽しみにしております。
くれぐれも健康、安全第一で。
ありがとうございました。
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以上が豊田章男社長の念頭挨拶でした。
素晴らしいスピーチですが、
なんとなく、最後の終わり方がサラッとしている感がありませんか?
実はこれで終わりかと思いきや、
舞台袖に下がった豊田章男社長が再度、登壇して語り出します。
項目に記載していなかった内容で、
豊田章男社長の念頭挨拶を締めくくりたいと思います。
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【本日の名言】『 横井小楠 / 熊本藩士 』
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政治は、万民のためを判断基準とする王道を歩むべきで、権謀術数による覇道を排すべきだ。
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坂本龍馬が師匠と仰いでいたことでも知られる有名な方だそうな。
今の日本を見透かしているかの様な名言ですね。