標題の通り、まずは1つ目。
■テスラ車炎上事件
先日、海外で話題となった
『カリフォルニア州にて、納車されて間もないテスラ・モデル3が炎上した 』
という案件です。
不幸中の幸いでオーナーは無事に脱出できて怪我人はいませんでした。
ただし、
車両は全損となっており、オーナーが新しいクルマを受け取ることができるのは10月以降だと報じられています。
現在事故の原因については調査中となっている様ですが、
オーナー曰く、モデル3を屋外に駐車して家の中にいたところ、
テスラの専用アプリから警告通知が届き、確認しに行ったら「燃えているモデル3」を発見したというのが事の顛末のようです。
駆けつけたカリフォルニア市消防局が迅速に鎮火したものの、
熱暴走による再発火の可能性があるためすぐにはクルマを移動できなかったとも報じられています。
なお、
テスラは度重なる以下の改良によって
・車体そのもの
・プログラミング
・バッテリーの科学特性
『燃えにくい』
クルマを作ることができるようになっていますが、
『統計上、新車購入から2年以内のEVは(テスラ含めて全般的に)燃える確率が高い』
というデータもあります。
今後EVが急速に普及すると、従来の自動車では起こりにく問題が出てくる可能性があります。
(スーパーカーの炎上は除く)
(テスラ以外にもルシードのクルマも燃えている)
■イーロン・マスク氏セクハラ事件
少し前に報道されたイーロン・マスク氏のセクハラ報道によってテスラ株は大きく下落しています。
詳細は以下の通り。
ビジネス・インサイダー誌が
『イーロン・マスクCEOが、2016年にスペースX社のプライベートジェットにて移動中、キャビン・アテンダントに自分の性器を露出して見せた』
と報じたことが発端です。
イーロン・マスクCEOはこれに対して疑惑を否定する声明を出しています。
が、
ビジネス・インサイダー側は
『この情報は、信頼できる筋から得たもの』
だと主張し、更には
『2018年にはキャビンアテンダントとの間で和解金25万ドルを支払うという契約が交わされた』
ということと、
これについて、同氏が否定を行っていないことを根拠として実際にセクハラが行われたと主張している様です。
渦中の同氏は
『このような訴訟に対処するためのハードコアな対策部門を設立する』
とTwitterでコメントしています。
セクハラ疑惑の真偽は別として、
こういった宣戦布告はビジネス・インサイダーのみでの対象にとどまっていません。
全メディアに対しても同じであり、
世界で最も裕福な人物であるイーロン・マスク氏との法廷闘争を避けるため、今後は同氏に対する個人攻撃や暴露が減少するとも見る向きもあるようですね。
■テスラ車生産回復
上述のスキャンダルとは別に『テスラ車の生産』は好調に推移しており、
稼働再開が報じられた上海のギガファクトリーの生産水準がコロナウイルスの影響によるロックダウン前の水準にまで回復しつつあると報じられています。
具体的には、以下のように増加させているようです。
・生産台数/1日 = 1,000台 → 2,600台
コロナショックによって『5万台近く』を失ったロックダウンによる工場閉鎖の損失カバーに向けて急速に動いている模様です。
個人的には非常に興味深いテスラですが、
先日も記載したように、EVそのものが環境負荷含めて正しい方向なのかという点と、自動車の急速な変化についてはやはり懸念点が多いなと感じます。
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【本日の名言】『 ヘレン・ケラー / 作家 』
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世の中には辛いことがたくさんありますが、それに打ち勝つことでも溢れています。
↓
『 人生、楽ありゃ苦もあるさ~ 』
という歌がありますね。
水戸黄門という時代劇の主題歌でながれてくる有名なフレーズです。
世の中、不公平ではありますが、苦しかないということはありません。
瞬間的な点で見るのではなく、
中長期的な視点でみればバランスが保たれているよというメッセージがあるのかなと感じる名言ですね。
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