【売上の公式】
売上=アクセス人数×転換立×客単価
以前から、デザインが重要に時代になっていると記載してきました。
(主に車関連の話で解説してます)
ですが、
あくまでも他社の状況から判断したザックリした統計的な話でした。
なので、今回はもう少しだけ言語化を。
昔から 『 商品を見てもらえばわかる 』
と考える方々は一定数います。
楽天時代、
新規出店営業をしていた時によく聞いたフレーズが次の言葉です。
・食べてもらえれば分かる!
・使ってもらえれば分かる!
これに近い感性の事業者が非常に多いです。
なので、いまだに、
・良いものを作れば売れる
・納得いく商品になるまで改善すれば売れる
と、なりがちです。
ここ近年のECの世界においては、
『 良い商品 』
ということはあたりまえでそれがスタート地点となります。
いい加減な品質やデザインのものを買うかと言われれば、大多数が『買わない』を選択するはずです。
なので、
いろいろ見比べて、より良いものを買おうとするはずです。
つまり、
『 良い商品であること=商品力がある 』
はスタート台についたと捉える必要があります。
勿論、
厳密には性能差がメーカーごとに異なりますので、実際には商品の優劣は存在します。
何を言いたいかというと、
『 良い商品 』
かどうかはユーザーが判断するということです。
メーカー目線で見れば、
『大したことない製品』
も、ユーザーが納得さえしてしまえば
『大した商品』
という位置付けになってしまいます。
この現象が起きる1番の要因が『 商品価値の伝え方 』になります。
もっと噛み砕くと、『 商品の魅力や価値をユーザーに見出させる力 』となります。 ザックリ書くと
・他と比べてどこが優れているのか?
・ユーザーがこの商品を買う理由付けは?
・なぜ、この商品を買った方が良いのか?
・この商品にはどのようなメリットあるのか?
となります。 さらにブランド構築の場合は、
・作り手やデザイナーのこだわり
・どのようなライフスタイルに提案するのか
といった世界観も伝える必要があります。
この伝達力が弱いと、
取引を始めるきっかけさえ作ることができません。
商品価値は、
ユーザーに理解してもらえて初めて発揮できるものです。
『商品価値=商品力×伝達力』
掛け算ですから、
どちらか一つが不足しても商品価値には繋がりません。
大企業や成功している企業は、
商品力=経営者、商品企画者、デザイナーが商品力を作る
価値=経営者、営業、プレス等が価値を伝える
という部分が構築できている様に感じます。
ただし、
中小企業や個人事業主でやろうとなると、
『一人二役』を演じなければならないので、ここが難しいところですね。
正直、
今回の内容は偉そうに書くほどの内容ではないです。
特に、ECに関わる者であれば、
なんとなく、感覚で理解していく部分ではありますね、
ただ、これをいざやろうとすると難しいのが価値の伝え方だなと感じます。
お名前.com
—————————————————————————-
【本日の名言】『 松下幸之助 / パナソニック創始者 』
—————————————————————————-
あせらず、くさらず、あきらめず
↓
ただただ良い言葉ですね。
仕事、人生、いずれにも使える言葉です。
そして、
こういった言葉を素直に受け止めるだけの
『 器量 』
を持ち合わせていく必要があるなとも感じる名言ですね。
Xserver Business