ポルシェのSUVは『 カイエン → マカン 』といった流れで登場しています。
そんなポルシェが最上級SUV(EV)を発表して話題になっています。
ポルシェは新規株公開が9月に近づいてきています。
ポルシェは最も収益性の高い自動車メーカーの一つに数えられており、業績も非常に好調なことで知られています。
そして、ポルシェの親会社であるフォルクスワーゲンは、
ポルシェのIPOによって約900億ユーロ(約12兆7000億円)もの評価を受けるであろうと予測されております。
フェラーリを超えて、
ルイ・ヴィトンといった世界トップランクのブランドに迫る市場規模になるとも考えられています。
【時価総額目安】
・フェラーリ:5兆円
・テスラ:16兆円
・ルイ・ヴィトン:58兆円
現在のポルシェの
・収益性
・エレクトリック関連テクノロジー
・幅広い車種構成
を見ると、
フォルクスワーゲンの考える900億ユーロというのもあながち不可能ではなさそうな気がします。
ブルームバーグによると、
多くのアナリストはポルシェの見積もりは『 行き過ぎ 』だとしており、
とてもフォルクスワーゲンの考えるレベルにまで株価は上昇しないだろうと考えているとのこと。
なお、
販売台数ベースだと
・ポルシェ:30万1915台、
・フェラーリ:1万155台
に過ぎません。
アナリストによれば
『 ポルシェはフェラーリほど高級な品揃えを持っているわけではなく、よって不況にフェラーリほど強いわけではない 』
のだそうな。
ちなみにフェラーリはコロナウイルス下でも
『 キャンセルが一台も出なかった 』
と言われており、
むしろ以前よりも多くの受注を集めるにいたっており、
『 超高級ブランドは不況に強い 』
ということを証明しています。
加えて、
バーンスタインの自動車アナリスト、ダニエル・ロスカ氏は
『 独立起業であるフェラーリとは異なり、ポルシェは親会社であるVWグループからの独立性が低い 』
とコメントしています。
これの意味するところは
『 ポルシェは何かを決定しようとしても、自分たちの考えるベストを常に選択できるわけではなく、フォルクスワーゲンの意向に従わねばならない 』
となります。
さらに、
今回のIPOにて売り出される株式には議決権が付与されないので、
ポルシェは投資家にとってはそこまで魅力的な選択肢にはなりえないだろうという意見が多いようです。
こういった
『 超高級ブランドではない 』『 自分たちで方針を決めることができない 』
という事実はポルシェのIPOにおける価値を下げているわけですが、
そのほかにもIPOにて高値がつかないだろうと考えられる要因があります。
それは
・インフレ
・金利上昇
・ロシアのウクライナ新興による物流の停滞
・サプライチェーンの混乱
があります。
これらはポルシェ特有の要因ではないものの、
現実的にこれらの要素が株式市場、金相場、暗号資産、さらには『 鉄壁 』だったロレックス相場までをも押し下げることとなっています。
これは間違いなく、ポルシェの株式上場に対しても暗い影を落とすことになりそうですね。
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【本日の名言】『 マーク・ザッカーバーグ / Facebook(Meta)創始者 』
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僕は毎日のようにこう自分に問いかけている。
『 今、僕は自分にできる一番大切なことをやっているだろうか 』
↓
競う相手、戦う相手は他人ではなく自分自身であるというメッセージなのかなと。
1日24時間は『 万人に平等 』です。
ザッカーバーグのものの考え方を表す事例として、
今日何を着るかを考えるのを時間の無駄として、同じTシャツを20枚着回すそうです。
『 そこまでやるの? 』
という部分ではなく、
そこまでやって時間は活きてくるという分かりやすくも極端な事例となります。
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