自転車がどうしても欲しい(リアルに必要)。
なのに自転車がまともに売ってない状況が続いていることを知ったので調べてみました。
(正確かどうかは定かではないので、知識程度に見てください)
大きな要素は以下の通り。
・コロナ禍の影響で世界の工場として名高い中国や台湾の生産ラインが止まったこと
・税関による検閲の強化
・海上輸送費の歴史的高騰
上記が影響しているようです。
特にその不足ぶりが目立つのは、
コロナ禍でのソーシャルディスタンス+ステイホームにより需要が高まったアイテム群です。
・半導体を使用した電子機器(スマホ、タブレット端末)
・自転車&その部品
・自動車
・スケートボード
・キャンプ用品
などなど。
この他にも、転売屋の横行も品薄に輪をかけています。
喉から手が出るほど欲しいスポーツバイク。
先日、どの店舗に聞いても、
・在庫はない
・発注してみても届くかどうかが分からない
・運良く生産されても2ヶ月はかかる
なかなかにシュールな状況ですね。。。
世界全体(特に欧米)における自転車&部品不足の深刻さは、超絶に深刻だそうな。
まず、
2020年初頭に始まったコロナ禍以降、
ソーシャルディスタンスの影響で自転車需要が急上昇しているにも関わらず、中国や台湾などでの自転車やパーツ製造数が、工場稼働率縮小により激減。
(コロナ禍による労働者不足&化石燃料抑制政策による電力費用の高騰等)
更に、
製造された自転車を船で輸出入する際に必要なコンテナ自体の製造量も他の消費財と同様に減少しました。
2021年に入ってからは欧米諸国が、
『 コロナ禍でも社会・経済を動かす! 』
という
『 withコロナ制作 』
へとシフトして社会全体の消費熱が急増しました。
製造業者は『 モノは作りたいし、送りたい 』となるわけですが、
船舶輸送需要の急増で空きコンテナは不足するわ、見つかっても輸送費がべらぼうに高いという状況に。
例えば、
コロナ禍前の2019年には、
『上海→オランダ』
『上海→アメリカ西海岸』
向けの船便による40tコンテナ輸送費は1,500ドル(約17万円程度)でした。
が、
2021年9月にはそれぞれ『11,000ドル~13,700ドル(約120~155万円)』とじつに7~9倍にもなっています。
そんなこんなで、
全世界の製造に関わる企業は、
・原材料や部品が手に入り難い
・製品を完成させられない
という、
いわゆるサプライチェーン(供給連鎖)大崩壊のあおりをまともに受けている状況となります。
自転車業界がどうかというと、
・値上げ
・船便輸送価格が落ち着くまで輸出入をセーブ
・利益率の高い最新モデル&パーツを優先製造
などなどの対応を余儀なくされているようです。
お名前.com
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【本日の名言】『 イーロン・マスク / テスラCEO 』
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誰もクルマなんてほしがるわけないだろ。
だって馬はすごいよ。
皆が馬に慣れているし、
馬が食べる草はそこらじゅうに生えているし、
ガソリンなんでどこにもないんだから。
だからクルマなんて作っても売れないよ。
『 過去に人はこんなことを本当に言っていたんですよ 』
↓
ゲームチェンジャーとなる方々は、
一般人では実現不可能と思えることを成し遂げるまでは、
『奇人・変人』
ぐらいの扱いをうけますよね。
スマホやアイポッドの技術もそうです。
これを見ても、
世の中に絶対というものがないということは分かりますし、
何がこの世に受け入れられてスタンダードになっていくのかを考えると楽しみですね。
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