リードタイムを短くしたい!テスラセミトラックの展望

過去にテスラが発表したものの、
未だに納車がなされていないモデルと言えば、

・セミ(トラック)
・サイバーラック(ピックアップトラック)
・ロードスター(スポーツカー)

です。

上記のうち、

・セミ      :2022年に納車開始
・サイバートラック:2023年に納車開始
・ロードスター  :2023年に納車開始

だとテスラによってアナウンスがなされています。

今回改めて、
イーロン・マスクCEOが、

『セミは12月1日から納車開始』
『納車はまずペプシに行われる(台数にまでは言及していない)』

とツイッターへと投稿しています。

今回はテスラ『セミ』について。

これは、トラックの荷台を除いた前部分ということになります。

2017年に発表され、その際には『2019年より納車を行う』というアナウンスがされていました。

ただしその後は、
様々な事情にて他2車種とともに納車が遅れることにっています。

主な理由は

『 既存車種の納車を優先 』

させたからだと考えられています。

テスラは長い納車待ちリストが出来上がっていることでも知られています。

現在の状況下で新型車の生産準備を行ったり発売すると、

・既存車種の納車待ちが長くなる
・顧客離れを引き起こす
・既存車種の生産ペースが鈍る
・売上(収入)が減る

という理由が発生します。

よって、
テスラはいったん既存車種の生産に集中し、
一定の目処がたった時点でこれら新型車の生産に移るという経営判断をしたのだと推測します。

ちなみに、
イーロン・マスクCEOは『顧客を待たせる』ことに対して強い抵抗を感じているといい、『納車待ち』『作業時間待ち』の解消には全力を傾けているとも言われています。

実際に株主総会では以下の様なコメントを行っています。

顧客にとって、この長い納車待ちはじつに迷惑な話であることは理解しています。

レストランに行ってハンバーガーを注文したら、3時間待たされるようなものです。

ハンバーガーはすぐにでも食べたいですよね。

クルマも同じです。

だから、リードタイムを短くしたいんです

こういった背景もあり、
修理時間を『 F1のピットストップ並みに 』短くすることを目的にレッドブルF1チームのエンジニアを雇用したこともあると報じられたことも。

そんなこんなもあり、
万難排してようやく発売にこぎつけたのが『 テスラ・セミ 』です。

が、
現時点では

・納車台数
・納車予定の企業
・スペック

などは一切不明です。

ちなみに、
こういった輸送用トラックは、一般的にその設計目的からして重量物を載せて長距離を走ることを前提にしています。

よって、
EVとは相性が悪いといのが通説です。

理由は、以下の通り。

すぐにバッテリーを消耗して長距離を走れない。

それを解決するためにバッテリーを多く積むと価格が高くなる。

更には車体重量が重くなるので最大積載量が減ってしまい輸送効率が悪くなる。

という点がその理由です。

そのためホンダは、

『トラックでカーボンフリーを達成しようとなると、エレクトリック化ではなく、大きなパワーが得られる水素エンジン、もしくは燃料電池が好ましい』

とコメントしています。

実際問題として、
バッテリー容量が相当に大きいのは間違いなく、
既存の充電設備を利用することは、スペースその他の問題を考慮しても困難だと思われます。

よって、
自前の事業所に充電器を設置できる会社でないとエレクトリック・トラックを導入することは難しいと推測します。

よって、
ペプシは少なくとも充電設備を自社にて確保していると考えられます。

また、
テスラ・セミは飲料という重量物を効率よく運べる車体重量に収まっていると推測します。

が、
個人的に感じるのは、
納車が開始されてしばらくは『 非常に珍しい存在 』になるのは間違いありません。

なので、
これを見かけた人々はSNSやYoutube、TikTok等へと投稿することになるだろうなと予想します。

更に、
そこに企業ロゴがあれば宣伝効果は非常に大きいだろうなぁと感じます。

もしかすると、
ペプシはそういった『 拡散 』をも狙ってテスラ・セミの導入を決定した可能性もあるかなと感じます。

個人的にはペプシの宣伝はうまいなと感じます。

・ペプシマンのCM
・スター・ウォーズとのコラボ

等々。

印象に残るCMが多かった印象です。

Every villain had an origin story from WhitePeopleTwitter


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【本日の名言】『 ウォーレン・バフェット / 投資の神様 』

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我々が好む株式保有期間は『永遠』

この名言は同氏の言葉の中でも一番有名です。

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