ニューヨーク機械式駐車場の驚きの構造と問題点

モナコ・ロンドン・香港とならんで、
世界で最も地価が高いと言われるのがニューヨークです。

地価が高いということは、

『不動産面積が限られている』

ということにほかなりませんが、
その土地面積を有効に活用するためにニューヨークのデベロッパーが最近活用しているのがこの『立体駐車場』だそうな。

これは一般に、

『ロボ・パーキング・ガレージ』

とも呼ばれているそうで、
今回はその驚きの価格と内部構造が公開されています。

※動画URL

今回公開された動画を見てみると、
まずは建物内にあるガレージのエントランスに到着。

①シャッター前に車を寄せる

② 無線IDタグで空のパレットを呼ぶ

③ 停止表示が出るまで前進させてクルマを止めるの
(日本の立体駐車場と同じ)

④ パレットごとクルマが移動

⑤ 割り当てられたスペースに収納

といった感じです。

出庫する際も、
真逆の手順でクルマがでてきますが、
出てくるのに要する時間はなんと、、、

『約2分10秒』

です。

そんなに待てない。。。

動画を見ていると、
結構な台数が収納されています。

なので、
何人かクルマを出す人がいればかなりの時間を要することになりそうです。

さらには、

『入り口と出口』

が同じ場所にあるように見えるので、
出庫が続いたりすると、

『いつまで経っても入庫できない』

現象が起きるんではないかと思ったり。

そして、
何より驚くべきは、
この駐車場の権利を購入する価格が

『 30万ドル(約4150万円)~59万ドル(8150万円) 』

ということです。

もちろん、
このマンションの居住者に対して販売されているものです。

マンションの部屋は『数億円』で、
且つ駐車場の管理費用は毎月150ドル(約2万円)だと紹介されています。

現在米国では、
不動産価格の値上がりを背景に、
こういった機械式立体駐車場が増えているらしいですね。

なお、
駐車場の価格に差があるのはクルマの大きさや重量によるものだとされています。
(EVだと35万ドル~)

これから建設される機械式立体駐車場であれば、

『スーパーヘビー級EV』

にも対応しそうですが、
ガソリン時代に設計されたものだと、
テスラ・モデル3あたりのEVでも収納できない可能性があります。
(日本でも同様)

今後は、
設備を入れ替える必要が出てくるなど、
様々な問題が生じることになりそうな駐車場事情でした。
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【本日の名言】『 ユリウス・カエサル / ローマ時代の政治家 』

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人は喜んで自己の望むものを信じるものだ。

今のネット社会では、
テレビでニュースを見ない代わりに、
自身が見たい情報を取りに行くというのが当たり前になっています。

極端な話をすれば、
自身が興味ない話は一切、
情報としても触れないということになります。

大昔から人は行動パターンが変わらないのだなと感じる名言でした。
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