ジャック・ドーシー(Twitter創業者)逸話 後編

さて、2006年にTwitterを立ち上げたジャック・ドーシー氏。

Twitterでの初めての投稿は、2006年3月21日です。

内容はジャック・ドーシー本人によるもので、

just setting up my twttr
(ツイッターを立ち上げたよ!)

といった内容です。

そして、その年の7月にはウェブサービスとしてTwitterは正式公開。

以降は多くのユーザーを獲得するに至っています。

前回の記述にて、Twitterの設立にはジャック・ドーシー氏の他に3人の人物が関わっていると記載しました。

何故なら、Twitterの漕ぎ出し以降の歴史は輝かしいサクセスストーリーではなかったからです。

割とドロドロしたドラマがあったというのは有名な話だそうな。

詳細を知りたい方は、

「ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り」

という書籍を読んでみてください。

2008年、人気急上昇のTwitterに対し、ジャック・ドーシー氏は

「収UP < システム稼働時間UP」 を最優先とする選択をせざるを得ない状況に追い込まれます。 当時、Twitterは収益を上げれる設計になっていなかったのがその理由です。 そんな大変な時期。 なぜか、同氏はヨガやファッションデザインに傾倒していってしまいます。 結果、2008年10月にエヴァン・ウィリアムズ氏にCEOの座を譲ることとなっています。 その後もTwitter社では覇権争いが続き内部的にもドロドロ状態。 外部向けにも明確な改善策を打ち出せないまま、ユーザー数が長年停滞する時期を迎えてしまいます。 ジャック・ドーシー氏はそんな流れの中、3度目のCEOの就任します。 アクティブユーザー数こそ不動の地位を築いているtwitter。 ただし、ユーザーの新規獲得には苦労しており、先行き不透明な状況を打開できずに時が経過していきます。 そんな中、テスラ率いるイーロン・マスクという大天才が現れ、颯爽とTwitterを買収してしまいます。 そして、4度目となるCEOの座を追い出されることになります。 Twitterの経営から手が離れたジャック・ドーシー氏。 2010年、小さな「Square」と呼ばれるデバイスで ・モバイル ・クレジットカード ・デビッド で決済できるというサービスを立ち上げています。 共同設立者はジム・マッケルヴィ氏。 Square Inc.という会社自体は2009年に設立されています。 当時10人だった従業員は2年後には100人を超えるまでに成長。 現在では、400人以上の社員をもつ会社になっている模様。 こちらに関しては特にイザコザもなく、順調にビジネスをひろげ、日本でも利用できるサービスとなっています。 そのうまくいっている事実が、Twitterの経営においては時には逆風となったり、時には手腕を期待される要因となっているのかもしれません。 今後、どのような手腕やサービースでビジネスの世界で活躍してくるのかが楽しみではあります。 お名前.com
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