1~9月の期間において、
テスラのカリフォルニア州における
『 EV市場シェア=73% 』
という驚きのデータが公開されました
ちなみに、
同期間におけるテスラのシェアは、
・2020年=79%
・2021年=75%
といった感じで緩やかに下ってきてはいます。
(カリフォルニア州エネルギー委員会データ参照)
なお、
カリフォルニア州は早くからEVに対する優遇を行ってきたおかげでEVの普及が他地域よりも進んでいます。
実際問題、
テスラの販売比率が15%を占めるという重要な地域という位置付けになりますが、
2022年においては、カリフォルニア州の新車販売の18%がEVそして水素自動車とプラグインハイブリッドにて構成されているという統計もあります。
ロイターの報道によると
『 カリフォルニア州におけるテスラの市場シェアは飽和状態に達している 』
とされています。
これはテスラの知名度と人気が頂点に達しているという点に言及しているようです。
カリフォルニア州でライバル社のどの車種よりも多くEVを販売していることに加え、
EVの購入検討者の53%がテスラの購入を検討しているという統計があるといわれています。
よって、
ここからテスラがシェアを伸ばすことは難しいだろうとも述べられています。
なお、
イーロン・マスクCEOのTwitterでのコメントが
『 消費者からテスラの購入を遠ざけている 』
という意見もあり、
テスラに関してはここ最近は少しネガティブな報道も多いようではあります。
ただ、ここで重要なのはEV市場そのものは『 拡大している 』ということです。
なんだかんだ言いながら、
アメリカ市場におけるEVの販売比率はまだまだ低く、現在は市場が拡大傾向にあります。
むしろその中で、
テスラが大きくシェアを失わずに販売台数を伸ばしているのがむしろ『 驚異 』かもしれません。
ちなみに、
昨年米国で購入できたEVは18車種です。
しかし、
今年は32車種に増加しており、
ここから見てもやはりテスラがシェアをある程度維持しているのは驚嘆に値する事実です。
実際問題として、
EVであればなんでも売れているわけではありません。
【販売好調】
・フォード
・GM
【不調】
・VW
・トヨタ
とはいえ、
テスラが今後もシェアを維持してゆくのは非常に困難なことには間違いありません。
仮にテスラが、
『 年間2000万台販売した 』
としても、
現在の自動車市場の1%にも満たないそうなのだそうな。
なので、
シェアはそれほど重要ではなく、
・いかに売れるEVを作るか
・いかに利益率の高いEVを作るか
のほうが遥かに重要になっているのだろうなと推察します。
※重要
ガソリン車とは異なり、EVは市場の奪い合いではありません。
EVの構造と同様に、
販売においてもEVとガソリン車とを同じ基準で測ることはできないというのが実情です。
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【本日の名言】『 フート一等軍曹 / ブラックホーク・ダウン(映画) 』
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連中にはわからない。
俺たちがなぜ戦うか。
俺たちは仲間のために戦うんだ。
そうとも。それだけだ。
↓
戦場から基地へたどり着く米軍兵士の中で、
再出発の準備をするフート軍曹に、仲間が『 戻るのか? 』と質問した際に答える名シーンです。
フート一等軍曹が当然のように、
『 まだ仲間が残ってる 』と答え、こう続けます。
『 故郷に帰ると、みんなが俺に聞く。フート なぜ戦うんだ? どうして? 戦争中毒なのか?と。』
『 俺は何も答えない。なぜかって? 連中にはわからないからさ。 俺たちがなぜ戦うか。俺たちは仲間のために戦うんだ。そうとも。それだけさ。』
彼が戦うのは、
・国のため
・名誉のため
・憎しみ
・暴力
・スリル
が好きなわけではなく、
仲間が戦場に残っているうちは戦いは終わらないという信念を見せたシビれる名シーンです。
会社のような組織においても、
最終的には、仕事の原動力などが『人』にフォーカスされるのと似たような感じですね。
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