成り行きが気になる?EVインフラ(アメリカ編)

EV普及を妨げている大きな理由は、

・車両の割高さ
・充電インフラ不足

だということが様々な統計から明らかになっています。

米国では、

『EV市場の成長にインフラが追いつくためには、2025年までに国内のEV充電器の数を最低でも4倍に増やす必要がある』

という調査結果が公開されています。

現在米国で使用されているEVは190万台です。

この数字は道路を走る車両のわずか0.1%程度。

ただし、今後EVの数は

・2025年:780万台
・2033年:2,830万台

になると予測されています。

現在の米国では、

・レベル2充電ステーション:約126,500基
・レベル3充電ステーション:20,431基
・テスラスーパーチャージャー等:16,822基

が存在すると推定しています。

これが2025年までに少なくとも、

・レベル2充電器:120万基
・レベル3充電器:109,000基

が必要になるとされています。
(780万台計算)

※充電器レベル
レベル2充電器は中速充電器。
レベル3充電器は高速充電器。

さらにその先の2033年には、

・レベル2充電器:213万
・レベル3充電器:172,000基

のが必要になると分析されています。
(2,830万台計算)

まとめると、

▪️2025年
レベル2充電器:9.5倍。
レベル3充電器:5.3倍

▪️2030年
レベル2充電器:16.8倍
レベル3充電器:8.4倍

必要になります。
(テスラのスーパーチャージャーは除いた計算)

充電器の設置は現在加速傾向にあるとはいえ、それでも充電器の数は全く足りていません。

米国政府が掲げた、

『充電インフラ整備のために5年間で50億ドルを投資』

という計画の成り行きが気になるところです。
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【本日の名言】『 バーナード・ショー /  初代フランス皇帝 』

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人生とは自分を見つけることではない。
人生とは自分を創ることである。

説明不要の名言ですね。

個人的に良い言葉だなと感じます。
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